8/31(火)

男が化粧するなんて許せません。

僕らが育った90年代、顔を真っ白に塗りたくり、口紅を付けて

メディアで活動するビジュアル系バンドが流行っていましたが、

僕は彼らの何がいいのか、皆目見当がつきませんでした。

所詮ビジュアル系なんてブサイクの逃げ道じゃないですが。

悦に入って楽器を叩き壊すミュージシャンも、それを黄色い声援を送っている婦女子も、

アルバムをやたら僕に薦めてくる男友達のシン君もまったく理解できませんでした。

そして売れたらメイクを落とし、素顔で音楽活動をする。

レコード会社のお偉方から、デビューと引き替えにやらされていたことが見え見えです。

どうせやるなら、デーモン木暮閣下のように、

自分が悪魔だと言い張り、1人称は常に「我輩」で、年齢は自称10万xx歳。

そこまで貫き通して欲しいものです。

どんなに化粧をして自分以外の何かになろうとしても、

所詮人間であることに変わりはありませんよ。

お腹は空くし、魔法も使えなければ空も飛べない。

田舎には方言丸出しの父や母や兄弟がいて、叱られれば泣いたし、

中学時代はダサイ学ランで、河原でエロ本を拾った。

ひとたび服を脱げば、チンチンもあればアヌシュもある。

スネ毛もチン毛もアナル毛も生えてるし、ウンコもするしウンコも食べる。

あいつらならウンコも食べる。間違いない。

何を好きこのんで白く不健康な顔になりたがるのでしょうか。

素顔にコンプレックスがあるのでしょうか。自分が嫌いなのでしょうか。

ブサイクでもいいじゃないですか。隠さなくてもいいじゃないですか。

太陽の下、真っ黒に日焼けして堂々と生きて行くべきだと思います。

考え方が古いかもしれませんが。

それほどビジュアル系に対して抵抗感がある僕ですが、

今日の会社帰りに、なんと化粧品を購入しました。ファンデーションです。

もちろん、自分で使うためです。

さてさて、どんな心境の変化でしょうか?

1.使用者の男根を奪い合って血みどろの争いが起こるほどの強力フェロモン入りの男性化粧品を発見
2.ネカマをやっていたらオフ会に参加するハメに。代理人を立てられるはずもなく腹を括って女装して参加
3.単に顔の傷を隠すため。

答えは明日。


8/27(金)

5日間の研修を終えて新橋より帰って参りました。

どんな研修だったかというと、

表向きは、清潔感のある研修所で、デジタル時計を動かすプログラムをこさえるために、

パソコンを終始チャカチャカ、マウスを終始グリグリしていましたが、

実は、地下2階で覚醒剤パーティーを開いており、見つかったら、

友達にカレーをごちそうになっただけと誤魔化し、

現在は、身柄を無理矢理知り合いのオヤジに押しつけて演劇をやっているという研修でした。

ノルマもなければ脳がオーバーヒートするほどの難易度でもなく、

口うるさいウンコ上司もいなくて、それなりに楽しく勉強できました。

余裕があると、ホイール付きマウスって後からだと女陰に見えるな〜とバカなことを考えたり。

毎日6時半にはホテルに帰れて残業もなし。

本当によかった。すごくよかった。

さて、研修中は新橋の東急インでホテル暮らしだったのですが、

朝食がバイキング形式だったので(昼夕は研修所の食堂で)、

調子に乗って朝から食べまくりました。

夜はさっさと部屋に帰ってのんびりとくつろいでいたのですが、

ホテルって、浴衣が常備されているじゃないですが。

風呂に入った後は、毎日それを着て過ごしていたわけですが、

男の浴衣ってなんであんなに着崩れるのかな?

なんだかアテネ五輪の男子柔道決勝戦みたいになってた。

審判も注意するの面倒くさそうな開きっぷり。

おまけにパンツも履いてません。

テレビでは、室伏が延々とハンマーのぶん回し。

ベッドに横たわり、うつろな目と着崩れた浴衣で中継をぼんやりと眺めていると、

なんだか室伏にレイプされたみたいな気分になってきました。


研修2日目には、1人で地味〜ィにラーメンツアーを決行。

新橋駅から徒歩7分程度の場所に、『ラーメン勇』

という隠れた名店があるそうです。

『必食ラーメン店220軒』というハンドブック片手ながら、当然のごとく道に迷い、

延々と電通本社のビルの周辺をウロウロし、ようやく探し当てた時には汗だくでした。

辿り着いた『ラーメン勇』の内装はカウンターが10席あるだけの、

めっちゃ普通のラーメン屋なんですよ。

ただ、本に載ってるだけあって、それなりに個性はあり、

店のオヤジさんが丼にスープを注ぐ時に、

「今日のスープの透明度と濃さです」

と声をかけてきました。そんなコトを確認しろと言われても・・・。

「チャーシューはスープに溶けますので、お気をつけて」

そんなちゃーしゅーがあるかい!溶けるって何よ?と思ったのですが、柔らかくなるよう、

極限まで煮込んでいるため、崩れやすいようです。

そこそこ変な店だったのですが、味は美味しかったです。

以上、研修について書くことがなくなりましたので、

新橋駅付近は風俗の看板だらけでいかがわしかった点を付け加え、

お終いにしたいと思います。


8/22(日)

明日から金曜まで、研修で寮を空けるため更新お休みします。

宿泊は一週間ホテルです。新橋駅近くらしいですが、何かあるでしょうか。

研修といっても、何をするのかよく分かってません。

仕事とそれなりに関係あることらしいですが。

残業がないことだけは保証されているので、

骨休めくらいのつもりでいってきます。

さて、ホテルに1人で泊まるといえば、

お楽しみは有料のムフフチャンネルです。

学生時代の同級生に、就職活動中か何かで

泊まったホテルで、ムフフチャンネルで一晩4発もヌいたヤツがいました。

なぜ回数まで知っているかというと、イクたびに、

「4点目、ゴーーーーール!」

といった内容のメールを送ってくるからです。

まさしく実況です。アテネ五輪のメダル速報に匹敵する早さです。

それなりに面白くて友人連で場は盛り上がっているのですが、

チンチンを露出させつつメールを打っていると思うと、ちょっと引きました。

僕も明日から頑張ってきます。


8/21(土)

音声というものは聞いていないようで実はしっかり聞いているものです。

PCに向かっていつつ、テレビをBGM替わりにつけっぱなしにしていると、CMで

「わたおに・・・」

と言っていたのに反応して、ぎゅん!と振り向くと

「渡る世間は鬼ばかり」

の幸楽ラーメンのCMでした。「渡る世間は鬼ばかり」を略して「わたおに」ですか。

納得しつつも釈然としません。僕はてっきり

「週間 わたしのおにいちゃん」

の略だと思ってしまいました。

歴史的に見ると鬼の方が元祖のはずですが、

お兄のほうが本家本元だと思ってました。

爺さん婆さんが、10年前から「わたおに」と略していたと言ったって認めたくない。

土曜朝のアニメ連発を全部見ると、平日は眠っているヲタ脳が起こされます。


8/18(水)

僕の住んでいる地域は、社宅や独身寮が密集しています。

どんな人たちが住んでいるのか?どんな生活を送っているのか?人間模様はきっと寮それぞれ。

昼食を買いにコンビニで行こうとしていたら、

どこからともなく風鈴の音が聞こえてきました。

そよ風で鳴る鈴の音で、涼をとろうという古き良き日本の伝統。

どこからだろう?顔をあげて見回してみると、吊してあったのは、

僕の住んでいる寮のお隣の独身寮で、

さらには僕の部屋から正面の部屋でもありました。

窓には、すだれもかけてあります。

冷房を普及しきったこのご時世、すだれに風鈴の取り合わせとは

なんとも風流じゃないですか。

風鈴の音が鳴っても、物理的に気温が下げる効果があるわけでもない。

だが、目に見えなくとも確かにそこにある『風』の力で

鈴を鳴らすことで、人々は暑さを忘れ、気持ちを優しくさせる。

そういった古き良き日本の心をなくしてはいけないと思う。

ところがですよ、風鈴のヒモに何か妙なものが吊してあるではないですか?

何かの写真でしょうか?よーく見てみると


エロ風鈴でした。

風流な気分台無しです。

どうやらムフフ本から切り抜いて、ヒモにシールで取り付けている模様。

思い出してみたら、この部屋の住人は、部屋の壁にヌードポスターを

貼りまくっている変態さんなのでした。

春画凧、女体盛り、男根崇拝・・・。眼を背けたくなる伝統的なムフフ文化は数あれど

絶対に定着しそうもないダメな一例が今ここに。


帰省編

先の12日から5日間、久々に我が故郷長崎に帰省しました。

人の数だけそれぞれの道があって、それぞれ別々の道を歩んでいても、

故郷に帰ったら変わらず笑顔で迎えてくれる人がいるのは、いいことだと思いませんか?

この夏にもたくさんの再会がありました。


──愛は、友の屍を越えて──

13日には、久々に学生時代の同級生と飲み会でした。

学生時代にいつもバカ騒ぎをしていた繁華街でしたが、

ピンクの看板の風俗案内所ができていたのはショックでした。

集まってくれたみんなは大学院に進学していており、社会人は僕だけだったのですが、

それぞれ順調に就職も決まり、来年からはめでたく社会人だそうです。

1次会は居酒屋に行ったのですが、2次会でバーに行きました。

バーですよ。横浜でも行ったことないのに。

俺が行くバーなんて、イナイイナイバー程度がお似合いだということは十分承知です。

でもさ、同級生共に社会人としてええカッコしたいじゃないですか。

就職戦線がどうのとか昔の同級生はどうしてるとか、いろいろと積もる話で盛り上がったのですが、

僕の、ギブアンドテイクでマブダチだったみきおう氏にも彼女ができつつある、

(てゆーかできた?てゆーか14回ほどやった?もう妊娠8ヶ月?子供は男女の双子?)

という話が白日のもとにさらされました。

誰よりも僕に真っ先に知らせるべきなのに黙ってたんですよ。

いえね、俺達は女なんかつくらず友情で行こうぜ、と誓い合った仲ですよ。

裏切られた。これだけは間違いありません。

メッセで特撮ヒーロー話に華を咲かせ、

「デカピンク萌えー!」

とバカ話に意気投合していたようで、実は密かに僕に合わせてくださっていたんですよ。

内心で「この非モテが!」と思っていたに違いありません。

渦中のみきおう氏は

「まだ2回ほど一緒に出かけただけで、手も握ってない。マジで」

と弁解していましたが、誰が信じるんだ!んなウソ!!

学生時代、学校近くのファミリーマートでムフフ本買ってた事、彼女にバラすぞ!

この日は決して無理しないがモットーだったのですが、

ビリヤード、マラソンカラオケという、朝まで寝ずのいつものコースにもつれ込み、

最後は、みきおう氏と僕のキャラにハマってそうな歌を周りが勝手にリクエストして

うろ覚えでも無理矢理歌うという変な展開にまで発展しました。

ウルトラソウルとナウロマンテッックとナンダカンダを歌わされたのは覚えてます。

久々に会った同級生達は相変わらずな感じでしたが、

次に会うときは誰が裏切っているか判ったもんじゃありません。


──例えば愛を告げられたら 押さえきれなくなる──

しこたま遊んで朝帰りした14日の午後、去年の夏も今年の年末年始にも

来ていた叔母さんと従姉弟3人が遊びに来ました。叔母さんによると、

従姉弟たちは僕ことでんでろお兄ちゃんが帰ってくるのを楽しみにしていたそうです。

特に長女で5歳のなぎさちゃん(仮名)は。かわいーじゃないですか♪

一緒にお絵かきしよう、折り紙しよう、と乞われるまま子供達の遊び相手していたのですが、

周りに従弟でクソガキのしゅう(仮名)がいなくなったとき、

今にも消え入りそうな細い声でなぎさちゃんが言いました。

「あのね、なぎさね、でんでろお兄ちゃんのこと大好き・・・」

ぐはッ!

先がハートの形した矢は、僕の心臓に刺さったまま地球を7周したあと、核爆発を起こしましたとさ。

女性から「好き」なんて、生まれてから23年、ただの一度も言われた事なんてないですよ。

しかも、相手は僕といくばくか共通のDNAを持っているとは信じられないほど美少女。

性格は、大変おとなしく、気も弱く、テレビさえ怖い(なぜ?)女の子です。

外に出かけるときは僕の手を繋いで離れません。

しかもお兄ちゃんと呼んでくれる。まさに漫画の中にしかいないような絶滅危惧種。

ですが惜しむらくは5歳なんですよ。5歳。保育園児。

ええ、彼女がいないくせに「3つ年下くらいまでならOKかな」

なんて言っていた同級生や同期どもに言いたい。贅沢言うな!と。

こっちは18歳年下で、相手は今5歳だけど11年経てば法的には問題ないよな・・・。

とかちょっと本気で考えているんですよ。

あぁ・・・書けば書くほど見ている人が波のように引いている様子が目に浮かぶようです。

全部てめえの妄想だろうと思われているような被害妄想も膨らんでます。

ちゆ12歳さんがムフフ本のコラムで、僕と同じような苦悩を持つ青年に対して

「それはあなたの妄想です。2次元にうつつを抜かしてないで現実を見つめなさい」

とバッサリ斬り捨てていたのを思い出します。

ええ、妄想ではなく紛れもない現実なんです。僕はどうしたらいいんでしょう?

5歳児から告られて動揺しているのがあまりに情けないですが、落ち着け落ち着け自分と。

相手は5歳。僕を男として好きなんて絶対にありえない。

お母さんが好き。キティちゃんが好き。アイスクリームが好き。

そんなのと同レベルで言っているに違いない。ここは二十歳過ぎの社会人らしく冷静に、

「ありがとう。お兄ちゃんもなぎさちゃんのこと大好きだよ」

と返しておきました。うん、変な理屈をこねるより、こう言っておくのが一番いい。

すると、なぎさちゃんは満たされた笑顔で僕の肩に頭をもたせかけてきました。

ひぇ!!

こりゃあ10年ほど液体窒素に浸かってコールドスリープするしかないかな、と。

クソガキ・しゅうがトコトコと舞い戻ってきたので、真夏のロマンスは一時中断になりました。

まあここまでなら可愛い思い出になるじゃないですか。

うん、このサイト を閲覧している人たちに自慢したい。

ところが夕飯が終わると、なぎさちゃん、追い打ちをかけるようにこんな事を仰います。

「でんでろお兄ちゃんと一緒にお風呂に入りたい・・・」

うぐっ!!

まあまあ、女の子とはいえ相手は5歳ですから。

僕がいくら非モテで真性ペドでも5歳児に手を出すほど落ちぶれちゃいませんよ。

でも相手の気持ちを知った上で『妹のお願い』に応じてしまうのはヤバイんじゃないかと。

いろいろとアブない問題もありげですが、

合意の上なら話は別。大体誘ったのは向こうなので遠慮無く、
いろいろと欲望の赴くまま、わいせつな行為に走りました。
「ほーら中指が入ったよ。痛くない?」
「ひッ、ふぐぅ!」
「気持ちいい?」
「はぅん!ひゃン!!お兄ちゃんっ、もっとぉ・・・」
「どうして欲しいの?ちゃんと言ってくれなきゃお兄ちゃん判らないよ」
「はぅ!いじわるぅ〜、欲しいのぉ!でんでろお兄ちゃんの固く熱く煮えたぎるバーが欲しいのぉ!」
「あんまり大きな声出しちゃダメだよ。お母さん達に聞こえちゃうからね」
「半年もお兄ちゃんを待っているのつらかったのぉ!早く、早くぅちょうだいッ!」
とまあこんな感じで歪んだ欲望と煮えたぎる欲棒で汚しまくり、二人して悦楽の極みに達した後は、

実に健全にサッパリと汗と疲れを流しました。

その後、町の名物でもある長〜い時間の花火を見たのですが、

なぎさちゃんは大の恐がりで、花火が怖がります。大きい音がダメだそうです。

すぐに抱っこをせがんできました。

何でも言うことを聞き、それはそれで楽しい一日でしたが、

あと何年かしたらこうはいかないでしょうね。人の心は移ろいやすいものですから。

そう、あたかも夏の花火のように。そう思うとちょっと寂しくなりました。

翌日、おんぶに抱っこを繰り返したせいで全身筋肉痛というぬる〜いオチがつきました。


──僕、ヤラハタじゃないんですよ──

花火大会から一日おいての16日、登山部の後輩二人と飲みに行きました。

後輩はもっと大勢いるのですが、就職したメンバーもいていろいろと忙しいらしいです。

来てくれたのは和尚くんと血精くん(二人とも仮名)

和尚くんは、元々は釣り好きKくんで、久々に会って変わってたことと言えば、

髪型が坊主になっていただけでしたが、体格がいいことも手伝ってラッパー(人はよさげ)のようになってました。

でもう一人来てくれた後輩の血精くん。彼は心霊カメラマンで、

過去に山の精霊ボーリング場の霊

を激写したあのSくんなのです。この日も何か撮ってくれるんじゃないかと思ってましたが、

俺はカメラを辞めたと。

なぜなら彼女ができたからだと。

同級生に続いて後輩にまで裏切られましたよ!

しかも彼女としっぽりヤッたと。こんな悔しいことはありません。

しかもですよ、オトナになるといろいろとあるようで、精液に血が混じったことがあると。

いつものように「そーれ!」とばかりに彼女の顔にぶっかけたスペルマに血が混じっていたと。

今まで何百回とやっても血が出た事なんてなかったのでかなり驚いたそうです。

ヤリ過ぎなのか?それとも性病の類ではないか?

かなり疑心暗鬼になった血精くんは彼女とふたりで泌尿器科に行ったそうです。

ふたりで行く理由が判りません。ひとりで行けよ。

僕だったら絶対に医者になんて行きません。独りで治します。

大体が童貞で、やましいことなんて何もないし。

泌尿器科のお医者さんは分厚い医学書を持ち出し、

「精液には血が混じることもあるんだよ。別に病気じゃないから」

となぜか少しだけ怒り口調で説明してくれたそうです。

さらには血精くんの下半身を全裸にして脱がせて診察台に寝かせ、

ゴム手袋を付けて、血精くんのアナルに指を突っ込み、

前立腺をクイクイと刺激し、よし性病でもないと太鼓判をくれたそうです。

彼女にも触られたことのない未開発の部分に指を入れられすごく興奮したと。

彼には散々僕の恥ずかしい写真を撮ることを強要したさせられたので

内心、当然の「むいく」だと思いました。

でも、そんな話を実に楽しげにしてくるんですよ。

やっぱり彼女ができて、さらにひとつ上野おとこになると

恥ずかしいという感覚のボーダーも変化するようです。

「僕、ヤラハタじゃないんですよ」

彼の言葉が何度も頭の中でリフレインしています。

さらには、彼女とこの日記を読んで「この先輩童貞なんだよ」と嘲笑っているんだと!

『血精』という彼のHNは彼の希望によるものですが、誰かそんなあっさりした名前で呼んでやるものか!

次回から血精くんのHNはブラッドスペルマに改名です。

そんなこんなで久々の帰郷はあっという間に終わってしまったのですが、

なんか裏切られてばっかりでした。あばよ、裏切りの地、長崎。


さて、この日記を読んでいる裏切り者達に告ぐ。

「ヤっているとき、俺(でんでろさん)のことを思いだせ!!」

裏切り者どもには、きっと哀れむように笑われているのが違いないのが痛い・・・。


8/9(月)

羽化したてのセミは飛ぶのがヘタ、というトリビアはおいといて、

横浜のセミは頭が悪いです。もしくは今年のセミに限って頭が悪いのかもしれないです。

とにかく、横浜のセミは全国の屈指の劣等セミ軍団、これは間違いない。

ここら辺のセミは圧倒的にアブラゼミが多いのですが、ヤツらは

脳みそまで鳴くために削ってる。間違いない。

何が頭が悪いかというと、セミのクセに地面に転がっているんですよ。

ほら、セミって7日程度の儚い命じゃないですか。

何年も土の中で生きてきて、ようやく光の下で這い出てきたと思ったら、

ほんの数日、小さな体を精一杯にふるわせて命の限りに泣き叫び、秋さえ待たずに消えていく。

生きとし生けるすべてのものは死んで土へ帰っていくのが宿命で、

長くても短くても生き抜いた命だと分かっているのにどうしてこんなに切なくなるんだろう、

地面に転がっているセミを見てそんなセンチメンタルなことを思っていると、

「グギャーァァッ」

と突然叫きだし、足と羽をバタつかせたりする。全然生きてるじゃねーか!

しかも夜は蛍光灯に寄ってきて、頭をガツンガツンぶつけてくる。

セミって昼の虫じゃねーのかよ!しかも一度ひっくり返ったら起きあがれない。

なんで人間様が、起きあがるのを木の枝とかで補助してやらねばならん!

田舎のセミはなぁ、転んでも自分で起きあがって飛び立っていっていたぞ!

セミ取りで取れるのはせいぜい一日で2〜3匹程度。

大概は「ホ〜ホッホッホ!私の黄金水でもお飲み!」

とばかりに小便をひっかけられて悔しい思いをだなぁ、散々したもんだぞ!

なのになんだその体たらくは!まったく都会のセミが情けなくなりました。

そのくせ朝っぱらからギャーギャーギャーギャー。

そんな交尾がしたいかよ!この虫界の童貞が!


暑さで参っております。

夏休みが待ち遠しい今日この頃でした。


8/5(木)

ムフフ本をサンデーやマガジンで挟む。

これ、捨てるときにも使えるテクニックです。

そりゃ僕かてムフフ本くらい捨てますわ。

ムフフ本を積んでタワーを建てたって

それを見て笑ってくれるギャラリーがいないから!

紙の中とは言え、女性との別離は悲しく、自分で決めた別れには罪悪感が付きまといますが、

けっしてムダになるわけではありません。

また誰かが拾ってリサイクルしてくれるはずです。

惜しみなく喜んで豊かな気持ちで与えなさい。
与えたものは何倍、何十倍になってあなたに戻ってきます。
これが富の増大の法則です。


財産とは、何であれ手放したくないものですが、

あえてマーフィー博士の言葉を実践し、将来に望みをたくしているわけです。

ムフフ本の何十倍といったらやはり、セフレじゃないだろうか、そう思って。

冒頭のムフフ本をサンデーやマガジンで挟む、というのは

別に捨てるのが恥ずかしいからではありません。

拾う誰かが拾いやすいようにです。

多くの人が行き来する独身寮でムフフ本を拾ったとき、

表紙が剥き出しでは、誰かとすれ違うときに非常に恥ずかしい思いをするもの。

そんな時思うわけです。マガジンとサンデーがあったら挟めるのにな、と。

ムフフ本を捨てるときにはマガジンとサンデーもつけましょう。

新しいマナーです。

あーもう!ムフフ本捨ているの、思いっきり同期に見られた!