5/31(土)



『自転車を買ったのは、失恋したとき高速疾走し、空き缶につまずいてすっ転ぶためじゃないですよ!』


というわけで、昨晩は新人歓迎会に出席。

10人くらいのチームに配属になり、昨日でちょうど一週間が経ったわけであるが、

相変わらず雰囲気はサイレンナイト。いや正直言って重い。

肉欲商事自体がそういう雰囲気の会社なのか、うちのチームがそうなのかはまだ解らなかったが、

飲み会でそれが明らかになる、と思っていた。

きっと飲み会ともなれば、普段の反動できっともの凄く盛り上げる、

自分と同期の連中はそうだったから、と思っていた。

酒自体は飲めないほうだが、バカ話もできるし、結構好きなので3日前からソワソワしていた。

しかし、歳がひとつ上で、チーム内では比較的はっちゃけた雰囲気の先輩いわく、

「うちの飲み会は、お通夜みたいな飲み会だよ」

アフター5でもあの雰囲気を引きずるのか、オイオイ勘弁してよ・・・。

会場は駅近くの笑笑で、始まったのは6時半くらいから。

仮にも酒と煙草をガソリンに生きるのがサラリーマン、

まさか先輩が言うほどではあるまい、と思っていたが、

始まった飲み会は本当にお通夜そのものだった。

マンションを買いました、とか、○○さんが定年だそうですね、とかそんな話ばっかり。

下ネタはまったく言える雰囲気ではないわ、自分以上の下戸はいるわ、

そもそも飲み会に来てない人が結構いるわで

なんだよー!俺は歓迎してくれねーってのかよ!とちょいとヤサグレ。


「うぃ〜、俺達が第一線で働いていた頃は、毎日夜中の3時まで残業してたんだ、
 つまり、俺達が会社を創ったようなもんなんだ、わかってんのか?ん?ヒック」



とか説教を垂れるイヤな上司や先輩に、卑屈な笑みを浮かべて酌をして回る覚悟もできていたのに、

そんなことを強いる先輩も誰1人としておらず、そんな雰囲気でもなく、

『実直な青年のフリをして、上司の娘さんを紹介してもらっちゃうぞ大作戦!』

は見事な空振りに終わった。

途中で参加なされた経理の女性2人が来てから、少しだけ華やいだ雰囲気になったのがせめてもの救い。

「次にこのチームで飲みに行くのはいつですか?忘年会ですか?」

と訊いてみたら、

「うーん、来年も新人が入って来たら、かな?」

というお返事。これからの人生で、肝臓の健康は保証された飲み会でした。




とまあ、飲み会があまりに味気なかったので、

少し時間を遡り会社内で自分がどう過ごしているかについて。

同期の社員からO嬢についてこんな情報を得た。


「社内のイントラネットに、Oさんの動画があるぞ。社内運動会のヤツ。
Oさんはバドミントンをしていてパンチラしてるぞ」



これだけは言っておきたいが、自分はパンチラなんか興味なし!!

大体パンチラほど使ってて恥ずかしい言葉はないし、世界から撲滅したい!!

大体、ムフフビデオが普及しきってDVDにとって替わろうとしているご時世に

そんなの見ようとして何が面白いのか。


でも・・・O嬢のなら・・・。

ち、違う!!O嬢の動画が、動いている画が観たいんだ!!

けっして邪な気持ちで見たいわけじゃない!

ちょっと自分のパソコンにお持ち帰りしたいだけ!

そう、言うなれば奥さんや娘の写真を定期入れの中に入れておくようなものだ!

と自分に言い聞かせ、リンクを片っ端からあたってみたが、

探せど探せど見つからない。

何処にあるんだーーーー!!もしや騙された!?

そもそもバドミントンウェアってパンチラするんだっけ?

悶々としながら、変な基板の部品を社内を行ったり来たりしながら集めていると、

階段でO嬢と遭遇。

会いたいときには出てこないのに、邪な気持ちでいるときには不意にでてくる。

相変わらずちっちゃくて、目がくりっとしてカワイイ。

彼女の正式な所属は人事課であることが判明。今年も採用試験で忙しそうなご様子。

『会社説明会→』という張り紙を階段の壁に貼っていた。

自分の邪な心を見抜かれそうで、マトモに顔を見ることもできず、

軽く「どーも」と会釈しただけだった。

俺ってば根性なし・・・・。


5/29(木)



毎日が寂しいです。

自分の部署に配属になったのは、同期の中で自分1人だけ。

ほとんど誰にも構ってもらえなくて毎日がすご〜く寂しい・・・。

隣の席の先輩はずっとパソコンに向かって仕事しているばかりであまり口をきいてくれないし、

自分についた指導員の先輩は業務にも忙しいそうだし、

会社に入ったのもO嬢目当てだし、

大体がこの会社に受かったのも裏金を積んでの裏口入社だし、

その辺の事情がバレやしないかという不安も相まって押しつぶされそうです。

まだ新人用の机が無いそうで、今日もみかん箱に正座で勉強中。

はやく机が届くといいなぁ。


明日は歓迎会を開いてくれるということで

思いっきり歓迎されて早く馴染みたいと思います。



3月末の出来事を思い出せる範囲で書いてみました。
5/28(水)



みなさまお久しぶり〜♪今日より更新再開です。

改めましてよろしくお願いします。

日々の日記と併行しつつ、休んでいた2ヶ月の出来事も

思い出せる範囲で書き綴っていきたいと思います。

いつも日記を始める前に、管理人の身の振りについて。

5月22日で研修が終わり、なんとかクビにもならず、配属になりました。

配属先は肉欲商事の横浜本部です。

仕事はまだやらせてもらえず、配属先でまだ勉強を続けてます。

寮は23日で念願のひとり部屋になりました。

今のところはこんな感じです。




それでは横浜でもやっぱりうさんくささ爆発な管理人の最近の動向について。

通勤用に自転車を購入。

まず横浜でクルマやバイクに乗るのは、駐車場の不足のため不可能とのこと。

もともと自転車が欲しかったし、渡りに船だとばかりにえいっ!と購入。

メーカーはJAGUAR、これが自動車だったらエライこと。

なんでもポルシェの自転車もあるらしい。

今は自転車も安くなって、ママチャリならば1万円前後で買えるが、

長く愛し抜きたいので、自転車屋でビビビッ!!と運命を感じた機体を奮発して買ってしまう。

カラーリングはしぶ〜いグリーンで、ギアは15段階切り替えのカッコイイヤツ。

10年前なら、ちょうど股間の先にレバーがあり、

思いっきり後ろに引いたら大事なところに直撃していた5段切り替えしかなかったのにねぇ〜。

今はハンドルの付け根をちょっとひねれば簡単に切り替わってしまう。

つい嬉しくてギアをムダにガッチャンガッチャンと切り替えつつ、

15段すべてのギアを使ってやる!!と子供のような乗り方をしております。

童心に帰るのはいいが、気が付いたら

「アムロ、行っきまーーす」

とニヤニヤしながら呟いている。人に見られたらアヤシイことこの上ない。

とりあえず怖いのは、自転車泥棒。

でんでろは自転車を盗まれるという才能にかけて、右に出るものはまずおらず、

今までの人生で3回は盗まれ、2台とは永劫の別れとなってしまった。

1回目は小学校3年生のときで、その時はポリスメンが発見してくれた。

今まで人生で、運転免許の更新以外で警察にお世話になった唯一の体験である。

しかし再び盗まれ、俺の、シャア専用MSとナイトライダーとマクラーレンに

念じれば変形可能なBMXは永劫に帰らぬ機体となった。

その後、従兄弟から同型機のBMXをもらったが、また盗まれた。

自転車を買う→激しく乗り愛着が湧く→盗まれる

という3段スライドは、もはやジンクスになってしまった。

はたして、横浜の地でこの運命の枷から逃れられるのか!?

ご期待ください!

PS.2人乗りで後ろに乗ってくれる女性
の方を募集中です!

PS.の方がデカイですね。小柄な方だとなお良しです!


5月の思い出



−配属先と寮の決定−


研修も大詰めの5月中頃、希望する配属先について希望調査と面接が実施された。

大まかに分けて、茨城と横浜。茨城にも肉欲商事の事業部があり、

研修中に、茨城の事業部にも見学に行った。その街はとんでもない田舎だった。

独身寮の管理人さんは「づぉーも、こんにつわ」といった

発音を文字で形容しにくいバリバリの茨城弁。

寮の隣に畑があり、牛が飼ってあるというあまりのど田舎ぶりに、他の新人は驚愕していた。

自分的には長崎というど田舎から来ているので、むしろ懐かしい空気を楽しんでいた。

そして事業部の雰囲気も田舎らしくアットホームな暖かみがあった。

しかし、それを打ち消してあまりあると思ったのか、見学のあと、

配属先の希望は横浜に集中する。そんな中、

今だから言えるが、実は自分は配属先の希望調査には茨城と書いて提出していたのだ。

冷たい都会で生活する自信がなかったというか、なんとなくイヤになっていたのもある。

人間関係は希薄なくせに人の数だけ多いのにも閉口した。

茨城を希望した理由は他にもある。

横浜に配属先が決まったら、その新入社員は、

俺がジョー君と暮らしている寮から、辻堂駅の近くの寮に移ることになっていた。

噂によるとその寮は、部屋の壁が以上に薄いらしい。

そしたらできないじゃないですか。死すプリ13人目の妹いわく

オナ兄が!!

いえね、見学の案内をしてくれた茨城本部の偉い人ができないよ、と真っ昼間から言ってたの。


「辻堂の寮は壁が薄いから吐息が聞こえるらしいですね、
 あとチャックを降ろす音も、ウッ!と言う声も」



その点、茨城の寮は壁も厚いし、100ある部屋の中で入っている人もまだ15人だし

快適だよ、是非茨城においで、と言っていた。新人は全員このトークに爆笑していた。

事実、隣に畑はあるものの、茨城の独身寮は実によい環境だった。

大体自分はオナ兄にしか情熱を持てない人間ですよ。

いろいろな人と知り合う機会がいっぱいあっても、オナ兄ができない都会に住み続けるか、

それとも、冬寒いくらいで快適にオナ兄ができて職場の雰囲気もいい茨城に住むか・・・。

まったく悩みもせずに後者を選択したわけです。

配属先の希望についての面接の時も


偉い人「茨城事業部希望だそうだけど珍しいね」

俺「はい、自分の希望する組み込みソフトウェアの仕事ができると思いまして

 (それに快適なオナ兄ライフも約束されてますし!)



と言外に気合いを込めまくりですよ!

茨城を希望したのは自分の他には2人しかおらず、十中八九茨城で間違いないなと思った。



ところが、フタを開けてみると配属先は横浜本部。

しかも、なぜか寮は自分だけ今住んでいる場所から移らなくてもいい!

パソコンが実家から届けば、すぐにでもサイトの更新も再開できる!

そして何より快適なオナ兄ライフが保証されている!!

結果オーライ。度重なる偶然はもはやこう言うほかない。

まんまとすべてを手に入れた自分はこうして今日も日記を書いているのである。


−印鑑−


社会人になって、やたらと書類を作る機会が増えた。

研修期間中に多かったのが、印鑑が必要な契約に関する書類。

会社との雇用に関する契約書、引っ越しの手続き、健康保険証を作るための書類、社会保険の申込書

銀行の口座開設申込用紙、クレジットカード申込用紙、etc...

とにかくありとあらゆる書類にハンコを押しまくった。

ハンコが必要な書類は、「何かあったら総て自分の責任」と言われているようなものだし、ちょっと怖い。

それに重要な書類では押し損じも許されない。

それでも押印が必要な書類は毎日山のようにある。

寮に帰っても、明日はこの書類を出さなきゃ、この申込書は2枚目も押さなきゃ、いや3枚目もだ

あ、朱肉がない!隣に借りに行こう!と多いに忙しかった。


印鑑を押す時って、押される紙の下は、堅い机よりも柔らかいほうがいいじゃないですか。

重役室や銀行にありそうな、あのゴム製の印鑑のための下敷きが欲しくなる。

だが、こないだ入社した平社員はそんな高級な物は持っていない。

畳敷きの部屋なうえに、机なんてないし、下敷きになりそうな物だってロクに置いてない。

あるのは山のようなムフフ本だけ

仕方ないので、ムフフ本を下敷きにして印鑑を押しまくった。

もちろん印と乳首で書類を挟むように、ですよ。

16枚押す必要があったので、押してはめくって押してはめくっての

乳首押印16人斬りくらいやってのけていたら、

ヤリチンだけれども純真無垢なジョー君のツボにはまったらしい。

「そんなに笑うなよー
こないだまで遊び呆けてたバカ学生が、ただ印鑑押すなんて何か照れるじゃん」

と言ったら、ジョー君は妙な顔をしつつ、また笑っていた。

これくらいで面白いのか?むしろ不思議なのはこっちだったが、

どうやら本当に面白かったようである。

勝手に飲み会で女子社員にバラしてんじゃねー!!

ジーコの由来とかも説明する必要なし!!