彩色3から仕上げ

黒目のハルちゃん

目玉

今まで気味が悪い目で解説を進めてきてすいませんでした。 黒目を入れます。CGに魂が入る瞬間です! 冬目キャラは瞳が命!黒目良ければすべて良し! 目が入らなければ最後まで出来映えは判らないから恐ろしい!
目だけで4枚のレイヤーを必要としますが、まあ参考程度に見てください。

黒目のハルちゃん

1. まず選択範囲で 黒目部分を指定し、黒目1レイヤーをアクティブにし、 比較的明るい色で塗りつぶします。

黒目のハルちゃん

2. 黒目2レイヤーをアクティブにし、黒目1より暗い色で塗りつぶします。 選択範囲を指定し続ける、もしくは下のレイヤーとのグループ化を忘れずに。

黒目のハルちゃん

3. 黒目2レイヤーの中心を 消しゴムで消して下のレイヤーを浮かび上がらせます。 ぼかしの強さはお好みで。 冬目キャラの場合、黒目1レイヤーに使う色は明るく、 黒目2レイヤーに使う色を暗くするなどしてメリハリをつけると似てきます。

黒目のハルちゃん

4. 黒目3レイヤーに瞳孔を描きます。 この瞳孔はぼかさない方が良いでしょう。 ハルちゃんの場合は瞳孔を大きく描きすぎない方が似ます。
3.と4.を繰り返して大きさを調整します。

黒目のハルちゃん

5.瞳にもハイライトをいれます。 純白よりも、ほんのちょっとグレーに近い白で左上に入れます。 冬目先生は世界が終わっても左上と決まってます。

黒目のハルちゃん

6.ぼかし(ガウス)で2〜3ピクセルほどぼかします。 ぼかしの種類は色々変えて試してください。 ぼかし(移動)なども面白いです。

黒目のハルちゃん

7.今度は純粋な白で、ハイライトの中心を塗ります。 こうすることで、瞳にガラスのような質感が出せます。 最後にレイヤーの不透明度を90〜96%程度にします。 レイヤーのモードを覆い焼きカラーやハイライトに変更しても面白い効果が出せます。





主線の着色



仕上げ

主線が黒だとキツイ感じがするので主線の着色を行います。 主線レイヤーの透明部分の保護にチェックを入れて、 下にあるパーツより黒に近い色(肌の場合は濃い茶色)で主線を塗ります。 これで見栄えは格段に良くなるのですが、パソの環境によっては 締まりのない絵に見えてしまうという落とし穴もあります。 作業に使っているパソコンと違うパソで見てみたら、 ヘンだったという経験があるので、最近はあまり使わないようにしています。 CMYKカラーでKの値(ブラックの濃さ)が80%以下の色は使わない方がいいでしょう。
完成!
その後、軽く背景をつけたりすると完成度が上がります。
主線の着色
以上、フォトショップを使ったハルちゃんの描き方でした。




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