9/26(金)



ひさびさに早く帰れたので、ランニングに出かけてみた。

常日頃からAV男優並にモテる、と自負しているでんでろさんも、

(最近AV男優というフレーズが面白くて仕方ない)

最近は仕事が最優先事項になり、なかなか思いっきり体を動かす時間はとれず

かつてダビデ像並に美しく粗チンだった肉体も最近はたるみっぱなし。

妄想内AV男優たるもの、肉体も美しくなければいけない!

加藤鷹なんて無駄に筋肉質だし。

あそこまでムキムキで黒いとちっとも感情移入できやしない。

なーんて不純な動機ではなく、

体力を付けておかないと冬にはきっと風邪をひく、

といったまっとうな理由で、自主トレを再開してみた。

こっちは陽が暮れるのが早いような気がする。

午後6時前なのに外は真っ暗だし。

一瞬先は闇、自分が何処を走っているのかまるで判らない。

正確な距離は判らないが、とりあえず寮の周辺を一周してみた。

走っている途中、何だか目にゴミがよく入る。

普通に歩いているときは入らなかったのに、一体なんだろう?

しかも夜に走っているものだから何が宙に舞っているのか判断できない。

それにしても、目に入ったゴミは何処に行っているのだろう?

しばらくしたらいつの間にか消えているものだが、

涙で流れ落ちるというのが、世間一般で言われている定説だが、

目の奥に入って頭蓋骨の穴から体内にポトリと落ちているのでは・・・

そう想像すると気色悪くて仕方がない。

さて寮に戻って明るい場所で、ふと自分の着ていたTシャツを見てみると・・・


大量の羽根アリが貼り付いていた!


さっそうと走ったはいいが、宙を舞う小さく弱い羽根アリを轢き殺してしまったらしい!

すると走っているときに何度も目に入ったのは・・・・



ぎゃー!!



目の奥から頭蓋骨の穴をくぐって体内に!!



ちなみにさっきまで部屋の窓を開けていたら

さっきの羽根アリの同類が部屋床を大量に降り積もっていた!

網戸は閉めておいたのに、ヤツらはテレポートができるのか!?

ようやく蚊がいなくなったと思ったら、今度は羽根アリ・・・

秋といえども虫との戦いはまだまだ終わらない・・・


9/25(木)



今日も今日とて残業がどうにか一区切り付き、

さて帰ろうか、と机の上を整理しつつ帰り支度をしていたら

お隣の部署に勤める同期のYくんが、

「自慰行〜、ちょっといい?」

と言いつつ、ふらふら〜とやって来た。

5月でほとんどの同期と離ればなれになったが、

Y君は近くで働いている数少ない同期で、いつも仲良くしている。

近寄ってきた彼は意味ありげな笑みを浮かべながら、

2枚の写真を取り出し、机の上に並べた。

「ねぇ自慰行、この2枚のOちゃんのうち、どっちが好み?」

並べられたのは寸分違わぬO嬢の写真。

Y君の部署はカメラ付き携帯の、デジカメの画質調整の研究を行っており、

この写真はその研究の副産物のようだ。

しかもこのY君所属のグループは、研究用のサンプル画像として

わざわざ総務部に行き、O嬢の写真を撮りまくってその画像で仕事をやっている。

世の中にそんな幸福な仕事があるだろうか?

それに匹敵する仕事といったらもはやAV男優くらいしか思いつかない。

しかもこの部署ではO嬢のことをちゃん付けで呼んでいる!

自分の娘くらいの年齢とはいえ、女性社員をちゃん付けですよ!!

許せん!!

単に研究用なら、むさ苦しいオッサンでも何でもいいはずだ。

まったく世の中スケベばっかりだよ!!ホントに!!

これは想像の粋だが、きっと


「カメラ付き携帯の被写体は、ほとんどの場合が人間だし、
 若い世代の女の子が多いはずだから、Oちゃん、ちょっと一肌脱いでくれよ!!」


とかなんとか言って丸め込んだに違いない!!

デジカメの研究開発用なら、ということで特に疑いもなく屋外へ連れ出されるO嬢。

人当たりの良さそうな顔をして心は野獣のカメラマンに口車に乗せられて・・・


「んーいいねキレイだよ。
 そのまま視線こっちにちょうだい。じゃ最後の一枚脱いでみようか」


あぁっ!!なんて羨ましいんだ!

『仕事が楽しみならば人生は極楽だ』

そんなゴリーキーの言葉を思い出す。

さてそんな秘蔵の写真は残念ながら封印されているのか、

俺の前に並べられたのは、普通の格好で、植え込みの前でぎこちなく笑うO嬢の写真。

よく見ると画質は、普通にネガから焼いた写真よりやや粗いか。

だがそんなことはまったく問題ない!違いがどうこうより、

2枚あるなら1枚俺にくれよ、という心境。

しかしY君としては、自分の研究成果について客観的な意見が欲しいのだろう。

一技術者として、その違いを見極めるべく2枚の写真を見比べる・・・

フリをして穴が空くほど見つめて脳に焼き付ける。

一見まったく同じに見えるが、よく見ると片方が肌がキレイに撮れているだろうか

それをY君に指摘すると、確かにそういう画質補正を行ったらしい。

貴重な意見をありがとう、とY君は去っていこうと・・・。


「おいおい!くれるんじゃないの?」
「やらねーよ!」



なんでも一枚の写真にするのにエライ手間がかかるのだそうだ。

とかなんとか言って、抜け駆けしてちゃっかり自分のものにしようという腹じゃないの!?

こっちだってスタンドに入れて部屋に飾って毎朝チューしたり、

定期入れに入れて持ち歩きたい。単に素敵な女性の写真を

持っていたいという当然の欲求以外にもメリットは数多くある。

例えば、イケメンばかりの飲み会に参加することになって

非モテは自分だけだとしよう。なんとか非モテであることを隠したくて、

「彼女がいる」

という大ウソをつく必要があるとしよう。

そこに相手の写真が一枚有るか無いかで信憑性が大きく違っている。

どんなにウソがヘタでも、写真を見せれば相手は信じるに違いない。

是が非でも欲しい、としつこく粘ってみたら、

写真の数が増えたらどさくさでやる、と口約束。

その日が楽しみである。



時折、棚一枚で隔てられた隣の部署から聞こえてくる


「舐めるように・・・」
「撮りまくり・・・」
「優しいOちゃんを・・・・」



という会話に、自分の仕事を放り出したくなる衝動に駆られる、

そんな毎日でした。


9/23(火)



朝起きたら何となく頭が重く、喉がいがらっぽい。

先日の健康診断の日に健康自慢してしまった手前、

バカはなんとやらと言われようと

風邪なんかでノックダウンするワケにはいかない!

というわけで、早めのパブロンを飲んで会社に行きました。

決してバイアグラではありません。

ましてやハイになれるクスリとかそんなのでもないですから。

今日は養生して早めに寝ます。

季節の変わり目は風邪を引きやすいですから、

みなさまもどうぞお体にはお気をつけて。



さて今日の日記は、昨晩見た夢の話を。

自分は寝が浅いのか、夢をよく見る。

しかも内容が相当にヘン。一度夢占い師に鑑定してもらいたい。

通っていた学校でバイオハザードが起こるのは日常茶飯事、

ゴジラとキングギドラの首都圏を壊滅させんばかりのバトルを、

セキセイインコがインコ一族の誇りをかけて仲裁に入る

くらい荒唐無稽な内容でもよくあることで、

文章に起こそうとすると頭がおかしくなりそうになるので

日記に使うのは禁じ手にしていたが、

昨晩の夢はヘンではあるが、比較的ソフトだと思うのでご紹介。



場所は小さなアパートの一室。

時刻は早朝かはたまた夕暮れか、窓の外は濃い青に覆われている。

幼い子供と母親が並んで布団の中でまどろんでいる。

子供は隣に寝ている母親に問いかける。


「ねー、今日の晩ご飯何?」

クレヨンしんちゃんよ」


この母親、完全にイカレている。

ゴールデンタイムにチンチンや生尻を出して一向に恥じらう気配もなく

『食事中の方、申し訳ありません』

という字幕も出さないうえに、勃っていないしアナルは出してないから問題なし

という傍若無人な態度。しかも最近は実の妹までいるという

あのクソ坊主をどう食おうというんだか?

あのでかい頭はアンパンマンみたく食べられるのか?

それともこの母子は食人鬼なのか?

夢を見ている俺の思考は多いに混乱した。

100歩譲って中身は普通のレトルトカレーだが、

パッケージにポケモンが描いてある『ポケモンカレー』

と同じような『クレヨンしんちゃんカレー』が仮に出ているとしよう。

いや!そういうことにしておいてくれ!

あのダミ声の幼児が解体されている光景なんて見たくもない!

しかし子供というと、この衝撃的な料理名にまったく動じた気配も無く、


「ああ、もんじゃ焼きね」


と至極当然のように納得。

どういう方程式を解けば

クレヨンしんちゃん=もんじゃ焼き

になるのか?この母子のブロックサインなのか!?

怖いのは夢の中の自分が、一度はヘンに思っても

クレヨンしんちゃん=もんじゃ焼き

という方程式を当たり前のように受け入れようとしかけているということ。


うーんうーん・・・


はっ!夢か!


ほっと安心して再度眠りの世界へと。

朝起きたら枕元に

クレヨンしんちゃん=もんじゃ

とマジックで走り書きをした紙が一枚。

この夢を日記にしなさいという神の啓示に違いない。


9/21(日)



昨日から降り出した雨で、昨日のテニスが中止となり、

ぼーっと過ごすことになってしまったそんな週末。

いいもん・・・きっとO嬢は来なかったはずだし・・・

雨で外出もできず、部屋の隅に体操座りでブルーになっているでんでろさん。

昨日は夜の9時ぐらいに眠くなったので、ちょっとだけ寝た後に日記を書こう、と

布団に潜ったら、起きたのは今朝の9時だった。

我ながらよく寝る人だ。睡眠の秋だしね。

この週末は長袖を着なくては過ごせないほどの寒さになった。

この分だと今年は寒くなるのも早くて、

冬はきっと九州とは比べものにならないくらい寒いに違いない。

あまりの寒さにマッチ売りの少女と同じ運命を・・・・・・

たどってたまるか!たとえ街頭のマッチ売りに成り果てても

カップルで満員御礼のラブホテルに放火してやるわ!!




さて子供の頃、物事を知る順序が違ったために、

日常の価値観というものがふと揺らぐ瞬間がある。


何を言いたいのかというと、とうがらしの話ですよ。

子供の頃はとうがらしが『唐の国の辛子』を意味している、ということは知らなかった。

唐がつかないあの黄色い辛子を知ったのは、もっと後になってからだと思う。

しかもあんなに鮮やかな黄色だとあんまり辛そうな気がしないし。

だから自分にとって赤い『唐辛子』が『本家』で、

黄色い『辛子』が『分家』というかニューウェーブだ、意識がどこかにある。

世の中には結構こういうものはあると思う。



ダイショーやその他の食品会社から

『塩コショウ』といった名称で調味料が販売されているが、

うちの家では、純粋なコショウをあまり使っていなかったためか、

それについても『塩コショウ』が本家で、

単なる胡椒や粗挽き胡椒が邪道というような感じがする。

どっちかと言ったら、純粋な胡椒の方が本家に近い、と理性では解っているが、

塩や調味料が混じっていてブレンドのはずの

塩コショウが本家なような気がしてならない。

日本のどこかの田舎に『塩コショウの樹』があって、それの花粉がそうなんだ、と。

ちょっと洒落たレストランに置いてある胡椒挽きを見ると、そりゃあ

「近頃の若いモンときたら!!」

という怒りが沸き上がりますよ。

どう考えても塩コショウより胡椒挽きのほうが歴史が古いに決まっているのに。

「こけしみたいな外見のクセに何を気取って胡椒なんか引いてやがる!!」

という気がする。



バレーボールも、ビニールのボールに口から空気を入れた風船ボールを使い、

砂浜で水着を着たねーちゃん達がやる、あのビーチバレーとも言えない

『とにかく地面に落とすなゲーム』が本家で、

堅いボールを使って体育館でやるバレーが邪道という意識が、

中学時代、3年間部活でバレーをやっていたにも関わらず、まだどこかにある。



ローラースケートは本来なら氷がない場所でも手軽に楽しむために開発された遊具

ということは解っていて、アイススケートより昔からあるとはさすがに思わないが、

それでもアイススケートなんて気取っている!

男やったらローラースケートやろが!という気持ちは消えない。




これらと同じような意味で、本来ならやらしくもなんでもない『ワイフ』という単語に

なんとな〜くやらしい感じを受けてしまう。

幸か不幸か『ダッチワイフ』という単語を先に知ってしまったから。

50〜60代の人が、自分の愛妻についてニヤケながら

「私のワイフが〜」

と言っているを聞くと、何となく頬を赤らめてしまう。


9/19(金)



はぁ、やっと週末だ。

今週もいろいろと大変だったなぁ〜。

でも!

家に帰れば可愛い女房が待ってるさ!



「ただいま〜」

「お帰りなさーい♪ 今日も1日お疲れさまっ!
 お風呂にします?ご飯にします?
 そ・れ・と・も────」

「ああ、まずはワラ人形を叩いておこうかな」



とまあこんな具合に、ストレスが妄想に打ち勝ちそうになっている

社会人歴5ヶ月のでんでろです。

でもまあ、新婚家庭には憧れるよなぁ〜。

『結婚は人生の墓場』などの言動はモテるヤツのエゴだし!!

実は50人近くいる同期の1人が近々結婚することになったそうだ。



・・・・許せない!!



こちとら女性とお付き合いすらしたことないのに!

最近はポンイテンツまで患っているくらいなのに!!

口先でおめでとうと言いつつ、式をメチャクチャにしてやろうと密かに思っていたが、

式に呼ばれたのは同期の中からは代表で8人。

俺は呼ばれなかった。まあ仕方ないか。

アベック撲滅に対するアツイ思いは、同期の中に知らないものはいないくらいで

香典は払っても祝儀は払わないヤツ

ぐらいは思われていて当然だし!

呼ばれたら呼ばれたでやってみたいことはたくさんある。

新郎新婦がウェディングケーキに入刀したら大爆発という基本的な細工はやっておきますよ。

そうでなかったら、刺さった瞬間に

「ぐぎゃぁぁぁぁっ!!」

という叫びを出すようにしておいたりとかね。

女装して教会の窓からハンカチを噛み、涙を浮かべながら覗き込んだりもしたい。

あとは新郎の胴上げの時にズボンを脱がしたりとかウ○コなすったりとか

新婦が投げるブーケに杉花粉をたっぷりかけておくとか。

今時やっているか知らないが、式が終わって新郎新婦が乗る車にぶら下げてある空き缶。

あれにキンチョールやゴキパオの缶を混ぜておくとか。

いいなぁ、夢は広がるなぁ。

この世のカップルをすべて撲滅したいという夢が。


いやいや、本当におめでとうKくん。

お嫁さんを大事にしろよ。




9/17(水)



昨日か今日に関東で地震が起きるかも、と
テレビで言っていたけど起きてないですね。




〜究極の選択〜

あなたはワカメちゃんとドキンちゃん、どっちに萌えますか?

どちらも知らない人はいない日本を代表するアニメの名脇役だが、

かたや昭和初期からデザインが変わらない野暮ったい少女、

かたやバイキンマンと同族と勘違いしている子供も多い悪役少女。

日本のアニメファンが多岐に渡っているとは言え、

どっちを選んでもまず賛同者はいないぞ!

性技の味方・女弁護士ことでんでろさんの好みはというと、


(ちなみに性技の味方・女弁護士とは、
 高3の時に、友人から借りた洋ピンで、
 夫と上手くいっていない主婦3人がパートナーをシャッフルする、
 という話で、タイトルと中身がどこでどう一致するのかよく解らないまま
 女弁護士も登場せずにエンディングを迎えたおもひでぽろぽろの作品。
 とにかく金髪ねーちゃんの爆乳がすごかった)


ドキンちゃんに決まっている!

人間じゃないことなんて最初っから無問題!

あのオレンジ色な幼児体型にプチ悪女ぶり!

それでも恋する乙女は美しく、

「食パンマンさま〜♪」

というあの声を聞くたび、セッシャの愚息はもう!!

近年、ムキムキマッチョなリアルドラえもん的パロキャラを頻繁に目撃するが、

是非ともリアルドキンちゃんにも登場して欲しい。


とまあ、どうでもいい話はさておいて、

ある日、ふらふらと横浜に出かけたがいつものように道に迷い、

横浜−桜木町間を徒歩で歩くはめに。

そのとき時に目撃した高速道路高架下に延々と続くスプレーアート。 これは本当にスゴイ。

ロゴ、天使、エイリアン、スケボー、変な外人がビッシリと何qもつづく。

街で見かけるコンビニ前でたむろしている怖そうなアンちゃんたちが、

夜中にでもバイクでやって来て描いているのだと思うが、

なんというか、単なる落書きではなくて『アート』なんだよね〜。

スプレーアートについてはよく知らないが、

スプレーだから、書き損じたから消しゴムで消すというような

やり直しはきかないはずである。そしてそんな修正の跡も見あたらない。

全ては自分のインスピレーションを信じての一発勝負だろうか。

自分だったら、スプレーはおろか、紙にだって描けそうにない。

警察に捕まるかもしれないリスクを承知で描いているのと相まって、

あれだけの絵を描けるアンちゃん達は世界で一番度胸のある人種だと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

きっと耳といわず鼻といわず唇といわず

チ○ポにピアスとか開けたりしてるんだろーな。

単にシンナーにラリってるだけだったりして。