2/10（月）



自分の大人になる年は２２歳なんだと心に決めていた。

その年齢に達するまでは大人らしくなんてクソ食らえだと思っていた。

遙かに若い世代が自分よりずっと大人びていて、テレビに出て活躍していようと、

同い年、もしくは年下が既に自立してバリバリに働いていようと、

中学時代の同級生が子持ちになろうと、登山部の同級生がヤリ○ンになろうと、

周りにどう思われようと、自分で選んだ道なら、とにかくそれをまっとうし、

尊敬できる点と、そうでない点をしっかりと見定め、

そうでない点には変に流されず、自分らしく生きようと心に決めて生きてきた。

世間に関して知らないことも多いが、無理に背伸びをする必要もないと。


そして先月の２９日で２２歳を迎えた。

それを境に別に何かが変わったというわけはない。

だから自分は良くも悪くも幼い人間だと思っていた。

しかし、今年の４月からは社会人である。

望む望まない関わらず社会の荒波に船出するときが近づいてきたのである。


そして今日、身近な若者とのジェネレーションギャップに愕然とした

１４歳の弟２がハタ坊を知らないだなんて！

自分は２２歳なんだと実感した瞬間だった。

否が応でもモラトリアムは決め込んでられない。

オッサンと言われても甘んじて受け入れる決心がついた。



解説：ハタ坊とは赤塚不二夫原作の漫画・「おそ松くん」のキャラクターで
頭に日本の国旗を刺した少年である。独特の語尾が印象的なんだじょー
「何をいまさら解説してんだ、お前」と思われた方。
私もさっきまでそっち側の人間でした。

2/9（日）



昨日の送別登山の疲れからか、今日は家でぼーっとしてます。

バイトもお休み。最近はどうもバイト先からほされてる感がある。

しばらくバイトは入っていないが、今後の予定として

３月１６日に『ハウステンボス撮影会』があり、

異国情緒あふれるハウステンボスの町並みをバックに、モデルさん達を呼んで

プロ・アマチュアを問わずに撮影会をするというイベントで雑用として働くことになった。

このバイトは去年もやっていて、会場の設営・撤収をやったり、

モデルである外国人の子供にレフ板でソーラーレイを当てたり、

ロープやら椅子やらを持ち歩いたりする仕事だった。

モデルさんは複数いて、グラビアモデルとかテンボスで働いている外国人パフォーマー

日本人子供、外国人子供、公募で受かったファミリーなど、複数いて、

去年は外国人のガキどもがモデルという班の担当にさせられて、非常にやる気がなかった。


今年も開催されるし、でんでろくんにも働いてもらうという話は聞いていたが、

どのモデルにつくかを、一昨日にバイト先の事務所から教えられてビックリした。なんと

イエローキャブの根本はるみ（バスト１０３�p・Iカップ）ですよ！

今まで生きてきた中で、女性タレントの半径１０ｍ以内に近寄れたことは皆無なのに、

いきなりIカップですよ！しかも水着の時間帯もあるらしい！

それにしても何の仕事をするというのか。バイト先からの説明だけではいまいち不透明なのである。

Iカップに空気を入れて膨らますとか、

黒いモッコリ革パンツで人間椅子になるとか

そんなことをさせられるらしいが、その合間にプロカメラマンの雑用とか荷物持ちとかもするらしい。

この日記を読んでいる人の中には

「このスケベ！そんなに嬉しいか！ど変態！！」

とか思ったりしてるんでしょ！

とんでもない話です！！うっかり転んだりして、揉んじゃったりしたらどうなるか！？

揉んじゃった瞬間は嬉しいかもしれないが、

あとで本人にもバイト先の社長にもテンボスの社員にもカメラ小僧にもストーカーにも

１００�dハンマーでぶん殴られて殺されるに決まっている！！

なんだか３月１６日以降生きていない予感がする。

ホント、替われるモノなら替わってほしいよ。


「この寒い中で水着になるのなんてイヤよ！」
何やら撮影本部のほうから甲高い声が聞こえる。何やら揉めているようだ。
「仕事っていつもそんなのばっかりじゃない！」
ひときわ大きな声が響いたかと思うと、彼女が人混みから飛び出してきた。
周囲を見回したかと思うと、
きっと彼女を取り巻く人間の中で最もぼんやりしていたであろう僕と目があった。
次の瞬間、ズカズカと僕のほうへと歩み寄ってきたかと思うと、
「ねえキミ、いっしょにアイスクリームでも食べようよ！」
と周りに聞こえる大声で言って、僕の腕をとって引っぱって行こうとした。
「え？僕はバイトで・・・」
「どこでもいいから、連れていって！」
彼女は、困惑した僕の声などまるで耳に入っておらず、ぐいぐいと僕を引っぱっていく。
きゃしゃに外見に似合わない、意外な力に戸惑った。
腕に当たる柔らかい感触に僕はどぎまぎした。
・・・・・・・・


仕方ないじゃないですか！妄想してしまうんですよ！

変態が来たら、ガードするというのも仕事もうちに入っているが、

それ以前に、バイトとして合法的に潜り込んでいる変態が約１名いるからね！

どうなることやら・・・３月１６日をお楽しみに。

2/8（土）



今日は我が登山部の送別登山だった。

あいにくのお天気で雨がぱらついていたが、

冷たさに耐えれば焼き肉が待っている！

うちの登山部は伝統的に送別登山の後は焼き肉と決まっている。

午前中のうちに山頂を往復して、正午前に下山し、

近くの焼き肉屋へGO！

どうも焼き肉に弱くなったらしく、昔に比べたらそれほど食べられなくなった。

でも後悔しないくらいは食べた。

その後、学校に帰って部室で記念品贈呈。

先週買い出しにクルマを出したアレですよ。

後輩３人はオシャレなメタル調のイスのようなゴミ箱のようなモノ。

それはナニ？と訊きたくても訊けなかった。訊いたらオサレに詳しくないダサイ先輩と思われそうだから。

卒業するのは自分も一緒だが、

どうせ何ももらえないんだ、２年前にもらったし・・・と実は相当前からイジケていて、

一緒に卒業する後輩３人の為に色紙に書けと言われてますますイジケる。

俺は２年前にもらったから、もうもらえないんだ・・と相当ひがんでしまい、

それぞれの色紙に、それぞれ

・愛してます
・好きです
・I Love You
と、もの凄い投げやりな字で書いたりもした。贈呈の３分前に。

ところが、

「実はでんでろさんにもあるんですよ、プレゼント〜」

と最後にうれしい逆転ホームランが！

なんと

カクテルシェイカーをもらったぜ！！

バーテンダーがシャカシャカやっているアレ！

実は密かにバーテンダーに憧れていて毎日練習しているのさ！

ただし、セパレーツドレッシングで。

さすが、手塩にかけた後輩、先輩のことよく解ってるね！

人間乳化剤と呼ばれるほどドレッシングのシェイクが好きな先輩のことを！

何事もなかったように来週から卒業まで、また顔を出すつもりです。

2/7（金）



卒論の途中経過を印刷しようにも、研究室全体が大忙しでプリンターが空かない状態なので、

吉田兼好の徒然草のごとき、取り留めもないことを綴ってみます。


こないだ２２歳になったが、この歳になるとほとんどテレビを観なくなった。

何というかブラウン管の前に座っているのが苦痛なんですよ。

パソコンのディスプレイの前にいるのは平気だから

嫌いになったと言うより、見てる場合じゃないのでは強迫観念に駆られるのが本当だろう。

素敵な恋人とふたりならば、ラブロマンスでものんびり見てみたいと思うし。

・・・しれっと絶対ありえない仮定を持ち出すな、とか言わないで (T_T)


物事の面白い面白くないは、受け手の心のあり方次第だと思っているので、

最近のテレビは面白くない、昔は良かった、とか主張するつもりは毛頭無いが、

自分とフィーリングの合う番組というのが少なくなったかなぁ、と思う。

あるだろうが、知る機会がないし。


個人的には『サバイバー』とか『マネーの虎』とか『おもいっきり生電話』とか、

感情のぶつかり合いなんかを記録したバラエティーが非常に苦手である。

プロレスとか体がぶつかり合う番組は比較的平気だが。


パイプ椅子で殴るわフォークを額に突き立てるわなどの凶器攻撃を朝の挨拶にしているほど

血の気の多いうちの家族は、こんな番組が大好きで、かじりついて観ているが

チャンネル争いなんかする気力もない自分だけは２階へ逃げる毎日である。


１００人の女子高生と辛口タレントが対決するというバラエティーなんかは

単に女子高生が怖いからという理由で見たくない。

地震が怖い、ヤクザが怖い、幽霊が怖いというのとまったく同種の怖さである。

真顔で説教して社会を変えてやろうとするタレントも怖い。


あと『密着・大都会２４時』的な番組で、援助交際だの詐欺だの場面になると、

母親がやたら熱くなって説教するというのには閉口する。

こないだの村○リサから電話事件以来

「あなたの息子に限って何の心配もいりません」

と言いたくても言えなくなって、居心地の悪さに２階に逃げる。


なんだよ苦手だとか言いながらばっちり見てるじゃん、とか言わないで！

３０秒も直視していれば作り手の意識が流れ込んでくる系統の番組じゃないですか。


もっとも苦手な番組をひとつ挙げるなら、やはり『ガチンコ』をおいて他にはない。

大体ね、僕らはやれ卒論だ学位審査だとカッコつけてみたところで

小中学校時代は、学年で評判の不良にトイレで鉢合わせしたら

用を足しているときに、後ろから揺さぶられやしないかとビクビクしてたような

ちょっとしたいじめられっ子出身ですよ！

小中学校はいじめっ子だったんだろうなー的な人がいっぱい出演しているという理由だけで

『ガチンコ』の放映される火曜日は、遠い世界へ逃げ出したくなる。

舌足らずな塾生や、イヤそうに仕事をこなすTOKIOたちの言葉を

無理矢理に拡大解釈してくれるあのナレーションの熱さは、

一歩、また一歩とブラウンから遠ざけさせてくれる結果になった。


社会のゴミとなじられた塾生の奮闘ぶりも、あのナレーターにかかったら、


「ゴミだって燃えるんだよ！」

やがてその火は、すべてを焼き尽くす灼熱の炎となる


ものは言いようどころか、言いようはニュアンスな時代、

社会のゴミだのクズだのという最悪の人物評さえ、開き直って燃やされると

何者にも屈しないワルという感じで酔わされてしまう。

どんな罵詈雑言もプラスに浄化してくれる

あのナレーションの手に負えない暴言はないだろうか、と考えた。

「お前らは伸びきったブリーフのゴムだ！」

何となく勝った気分。１００％こっちが間違ってますよ。

でも言ってくれませんかね、ファイトクラブの偉そうな人？

2/6（木）



中２の弟２が修学旅行から帰ってきた。スキー焼けとかして黒くなっている。

スキーは楽しかったとか一切言わないので、きっと滑れるようにはならなかったんだろう。

おみやげがまたしょぼくてしょぼくて・・・

木刀を買ってきてないんですよ！

木刀を買うのは修学旅行の掟でしょう！

俺の時にはなぁ、その掟が制定される遥か前であったにも関わらず

買ったヤツいたぞ！新撰組の羽織と共に。

弟２が買ってきたものといったら、薄〜い箱に入った

かぼすのゴーフレットというお菓子。

なんじゃそりゃ！？

今話題の炎のゴブレットのパチモンか！？



それからクルマが復活した弟１が

またクルマとイチャイチャし始めて、

チューニングに飽き足らなくなったものだから

「ハイオク入れたい、ハイオク入れたい」

と騒ぎ立ててますよ。

いくら会社からガソリン代がでるからって無駄遣いするな〜！！

燃料なんてレギュラーでいいの！

俺なんてなぁ

廃屋で入れたいよ！

「M△g♂m£ collection」の中の廃屋で撮ったと思しき一枚にものスゴイ感動しまして・・・。

くだらないダジャレ２連発でした。卒論疲れです。

2/5（水）



相も変わらず卒論が思うように進まず、

１文字書いては、大量のムフフ画像が焼いてあるＣＤ−Ｒ、

通称「M△g♂m£ collection」でヌード鑑賞というけしからん生活です。

このＣＤ−Ｒは、同じ研究室で、でんでろを凌ぐ変態と評判のM△g♂m£君が

ネットから数ヶ月かかって集めたムフフ画像に、厳選に厳選を重ねた４８４５枚を

ＣＤ−Ｒに焼いた、言うなればM△g♂m£君のベストアルバムですよ。

完成直後、紛失し、長いこと行方は分からなくなっていたが、

いつの間にやら研究室の机の中に入っていた。

まあ机と言っても、自分のだけはみかん箱を改造したヤツにイス無しの正座ですよ。

２００３年の３月までには必ず買うからと言われて早３年。果たして本当なのやら。

で、その机にいつの間にか入っていたのだが、

この前の１．８ギガのエロ動画といい、誰が入れたんだろう？

きっとアレだ、あの机の奥はタイムマシンの基地になっていて、

ドラえもんが置いていっているに違いない。

きっと未来の自分が、寂しい青春を送っている２００３年の自分が道を踏み外し、

痴漢行為を働いたりしないようにプレゼントしてくれてるんだ。

世の中バランスがとれているなぁ。



M△g♂m£君へ追伸：いちいち「女子高生」とか「hard」とか「Megumi」とか細かくフォルダ分けするなよ！

数えるのに電卓まで引っぱり出さなくちゃならなかったし。

2/4（火）



中２の弟２が季節外れの修学旅行に行った。

俺らが中学生のころは修学旅行なら５月か９月に行くのが常識だったが、

最近は例外もあるらしい。

この季節に行くということはプランにスキーが当然入っている。

一年のうち、３６８日は雲仙普賢岳・阿蘇山・桜島の

どれかが噴火しているほどの火山大国である九州に住む生粋の九州男児がスキーなんて

生っちょろいこと言ってんじゃねーっ！！

とまあ、生まれてこのかたスキーを一度もしたことがない長男はひがんでいるのだが、

ひがんでいる理由はそれだけではない。

大体修学旅行と言えば、ただでさせ恋の一大イベントである。

修学旅行と前後して何組ものカップルが誕生することか、その数は尋常じゃない。

それに加えてスキーという恋の炎にガソリンを注ぐようなオシャレ要素が入っているのだから、

スキーもカノジョも超大スキーなんて下らないダジャレが飛びかうほど

中坊カップルが一気に盛り上がるに決まっている！！

ゲレンデが溶けるほど恋したいなんてよく言ったものだ。

山の神様は当然お怒りになり、いちゃつくカップルを撲滅させるために

刺客としてヒグマに送り込むに決まっている。

うわーっ！と逃げてたところに雪崩の追加ダメージで、２人は遭難するだろう。

やっとこさ無人の山小屋にたどり着いたはいいものの、

連絡手段はなく寒さに凍えながら来るかも分からない救助を待つばかり。

旧式の石油ストーブをぼーっと眺めているしかなかった。


「ゴメンね・・私のせいで・・・聞いてる？って顔が真っ赤じゃない！？大変！熱があるわ」


責任を感じた彼女の人肌で暖めてもらうに決まってる。

スキーウェアを脱ぎ捨てた彼女の白い肌があらわになる。そして彼女は僕にもたれかかってきた。

しばらくじっとしていると彼女の体温が直に伝わってきた。吐息が首にかかるのが分かる。

なんだか呼吸が苦しいのは高熱のせいだけだろうか？

「はぁはぁ・・・暖かいよ・・・ゴメンな・・・俺がこんなで・・・」

「ううん、いいの。無事に帰れたらまた

「でんでろくーん、論文の概要できたー？」

うわっ！！

慌てて珍文を書いていたウィンドウを閉じて、顔のニヤニヤも引き締めて

いつものクールでカッコイイでんでろさんに戻って論文書き書きモードにシフトです。

2/3（月）



２月３日の今日は節分。

日本中のありとあらゆる幼稚園・保育園では保母さんに向かって、

マシンガンのごとく豆を乱射したりして学級崩壊が起こり、

床に落ちた豆を年の数だけ食べて食中毒になったりと大盛り上がりなはずだ。

小学校では給食で小袋の節分豆が出たりして日本中が節分ムード一色ですよ。



きっと各家庭でも今頃豆まきが行われているに違いない。

鬼に扮した父に弟と一緒に豆をぶつけながら

「豆をぶつけるよりゴールデンボーイを蹴飛ばすことが効果的だよな〜」と思ってきたでんでろ少年は

昔から節分をゲームできたらなぁ〜と思ってきた。


まず主人公はミッション系の学校に通っていて、学校で節分云々は

異教徒の風習としてタブーとされている。

普通の学校に通う小学生なら、今日は豆まきをしているのに・・・

どうしても豆まきがやりたい主人公は、友達と用務員のおじさんを誘い、

豆まきをすることになりました。友達も豆まきがやりたかったようですし、

用務員のおじさんはこっそりちょんまげを結うほど日本びいきだったので

放課後、誰もいなくなった校舎の舞台に学校全体を使ったスケールの大きい豆まきをすることになりました。

オニの役をする役は年長者である用務員のおじさんが買って出てくれました。

用務員のおじさんは、古い家柄の育ちで、節分といえども本格志向であったため

厚紙にコミカルなオニの絵が印刷してあるお面なんかは使わず、

校長室に飾ってあった、石でできた本格的なお面をつけました。

その瞬間、何かカシャンと音がしたかと思うと、おじさんの顔からお面が取れなくなりました。

「無駄無駄ァァッ！！」とおじさんが叫んだ後、取れたかと思うと、

何やら節分のコミカルなオニとはちょいと違う、

オニと言うよりバイオハザードみたいな形相をした用務員のおじさんが追いかけてきました。

さあ、豆まきの始まりです。


クリアの条件は豆をぶつけてオニを学校から追い出すこと。

主人公たちの武器は豆。豆のみ。

魔法の呪文「鬼は〜外、福は〜内」をタイミング良く唱えないと効果は半減。

弓道部の矢の先にくくりつけて打ったり、ピッチングマシーンで発射したりするとダメージも大きい。

手持ちの節分豆がつきたら、学校のいろいろな場所にある豆を

鬼の攻撃をかいくぐりながら集めて、それで攻撃。豆は分かっているだけでも

ダメージは最も軽いが、クラスの食いしん坊が常にロッカーに大量に常備しているポップコーンから

ヤクザから足を洗った体育教師の教官室の冷蔵庫に酒瓶と一緒に入っている柿ピーや枝豆、

理科のおじいちゃん先生が、冷蔵庫に入れたまま食べるのを忘れたおせちの黒豆、

給食室においてある煮豆や納豆、ハト小屋の豆など多種があり、

それぞれ攻撃力や効果が違うが、

中でも最も強力なのは校長室のコーヒー豆。

モカとキリマンジャロをブレンドすると最も効果があるが、

秘書の机の中にあるのはインスタントだから効果が薄い。

さあ、豆をつめると攻撃力１０倍に清める聖なるマスを入手し、

鬼にロイヤルブレンドをぶつけて学校の平和を取り戻すのだる！


来年セガサターンから発売されるクレイジー節分です。

2/2（日）



今日は村○リサなる女性と待ち合わせの約束の日です。

全く違う服装＆変装で、その女性が本当に駅にいるか確かめに行きたい気もしますが、

万一気が付かれてしまった事態を想定した場合、最もマシなパターンでも、

北朝鮮に拉致され、男色資産家の秘密の地下室で三角木馬にまたがってムチで打たれる

ぐらいの仕打ちは受けるだろうと思い、家でじっとしていることにしました。

家族が言うところによると、私がバイトで帰りが遅い日なんかも若い女性から

似たような電話がかかってきたことが何度かあるらしく、

もしかしたら同一人物、もしくは同一の詐欺グループか何かからのアプローチであった可能性もあるということです。

携帯電話が普及しきったご時世に、家族と同居している成人男性の家に堂々と電話をかけてくるとは並の強者じゃありません。

まあ、私がその上を行く被害妄想症の男だとは思いもしなかったでしょうが。

被害妄想症どころか本格的な女性恐怖症になってしまったようです。

私は赤川次郎の小説に出てくる情けない男でしょうか？

一昨日の村○リサのお誘いの電話事件以来、

どうも、ほんのちょっとした人間不信に陥ってしまったようです。

まともに女性と話ができる機会を提供すると装って、実はなんかの詐欺に巻き込もうとしていたんだ・・・

しかも今回が初めてじゃなかった。きっと何かの詐欺シンジケートにマークされているんだ・・・

声だけならどう聞いても詐欺をやりそうな人間じゃなかった・・・

どうせ、俺の人生でまともに女性と話できるのなんて騙されるときしかないんだ・・・・

電話以来、こんなことを鬱々と考えてしまい、ちょっと落ち込んでいます。

単に怖いのかもしれません。

なんか怪しいぞ、と早い段階で気が付いて事なきを得たものの、

その割には対処が軽率であったと思います。

それに関して、親切で賢明なある読者の方から、お叱りと適切な対処法について

ご指導のメールをいただきましたので、お礼申し上げると共に、ここでご紹介させていただきます。

読者様で似たような事態に遭遇された場合、きっと役立つと思います。

ご指導いただいたIさまには掲載は事後承諾という形になりますが、どうかご容赦のほどを。

内容の一部は伏せさせてさせていただいております。




はじめまして、Ｉと申すものです。
でんでろ殿は日替わりなくお過ごしかと思いきや、
なんやめんどくさいことにまきこまれておらっしゃるようで。

いや、恐怖心を煽るようなことを口伝するわけではござりませんが、
私めの経験上から致しまして、今回のようなことがあった場合、
どのように対処すべきかということを、まことに勝手ながらも配達させていただきます。

何ら身に覚えのない女性からの電話、及び誘いにつきましては、
22年という歳月を生きてこられたでんでろ殿にも、
多彩な状況が迫ってきたのではないかと存じ上げます。

その隆々たる対応にも、長年の経験がにじみ出ることが往々にしてあるかと
存じますが、しかし。どのような状況におきましても、

嘘はまずい、非常に、まずい。

特に、今回のような件に関しては、もっとも気をつけなければならないように思います。

この嘘が、相手側の人間がでんでろ殿に入り込むための裏口となってしまった場合、
こちらからは何もできません。なぜなら、相手は話術に長け、数多くの人間に接してきたものと
思われます。このような人たちに、一般人の常識が通用するはずもなく、
彼らの言い分がまかり通ってしまうことが往々にしてあるからです。

今後、その相手から何か連絡があった場合、また、でんでろ殿が素直に
相手に謝ったとして、相手が少しでも常識のある人間ならばここで話は終わるでしょう。
私もそうなることを信じていますが、時として十分な準備は大切です。

非常識な人間には、言い訳というものが通用しません。
彼らは、たとえ怪しい、いかにも何かありそうな電話ででんでろ殿を誘ったわけですが、
そのことを理由に、だから嘘をついた、と言っても聞く耳を持ちません。
あなたのせいで、後の予定が狂った。などと横柄な態度で出、さらに話は長引くでしょう。
よって、ここは素直に、嘘をついたことに対して謝るというのがまず出る手ではないでしょうか。
しかしこれは非常識な人間が相手の場合です。

世の中には、超がつく非常識人間がいるものです。これを超非常識人間とします。
彼らにとっては、非常識人間に対して行った謝るという行為が非常に逆効果となります。
でんでろ殿もご存知のとおり、アメリカでは謝るという行為は完全降伏を意味し、
相手がどのような要求を突きつけてもそれを受け入れなければなりません。
それを知ってか知らずか、超非常識人間は、こちらが謝ったということを手にとって、
さまざまなことを要求してくるでしょう。
だから、彼らに対し、誤るという行為も非常に危険となります。

ならどうすればいいか。
相手が少しでも常識の在る人間ならば、なんとか事は収束するでしょうが、
論理の全く通じない超非常識人間の場合は非常にてこずる可能性があります。
どのようなことをぶつけてくるか、全く予想がつきませんが、どんなことがあっても
相手の言葉に惑わされないように自分をしっかりと持つことが重要だと思います。

まあ、今後、彼らからの連絡がなければ何も心配することはないのですが、
万が一、てこずりそうな様子になったならば警察に相談することも一つの手かも知れません。

初めての挨拶にて、このような勝手な指摘をさせていただき、まことに申し訳ありません。
しかし、これまで、私を含めて多くの人間が非常にややこしい状況に立たされてきました。
これは、それを踏まえての私めの考えでございます。

私が携帯電話なるものを持っていないのは、こういった理由からというのもあるということです。

では。




親身になって考えて下さり、誠に感謝します。

後になって、今回のケースに類する、もしくは同一の人物からの電話が一度や二度ではなかったことが判明し、

先程、寝ぼけてコップにご飯をよそおうとするほど脳の配線がおかしい当方としても事態を重く見ております。

このご忠告を肝に据えて、今後はさらに気をつけることにします。

皆様もお気をつけて。

2/1（土）



今日の午前中は、後輩の伍長くんと、

所属する登山部で今年卒業するメンバーに贈呈する記念品の買い物のためにクルマを出す。

俺も卒業なんですが・・・？どうやらもらえないらしい・・・

「でんでろさんには２年前にあげましたから」

だそうです。別に卒業を間近に控えて病気にかかり、

学年末テストを受けられず留年したと言うわけではない。

ウチの学校は、普通は５年で卒業だが、

でんでろは専攻科（大学で言えば院。そんなに頭の良いものでもないが）に

進学したため、他の同級生と一緒に卒業したときにもうもらっている。

専攻科に入った後も当たり前のように部活に参加していたつもりなのに、

実は区別されていて、もらえないのはなんだかさみしい。

しかもなぜ、自分がもらえない記念品の買い物にクルマまで出しているのか？

なんだか、実は密かに気があるが、他に彼氏がいる女友達に

バレンタインで彼氏にプレゼントするチョコ選びに付き合わされている感じ？

「ねぇねぇケンジは甘いもの好きかな？でんでろくんはどう思う？」という具合だね。

部活のお別れ会は一週間後の土曜日です。



弟１が、こないだの会社帰りに愛しのシビックを

マフラーをつけて、燃費をアラブ首長国連邦の油田を脅かすほど悪くし、単に音だけうるさくなったシビックを、

週末にはダムひとつを干上がらせるほどの水を使って洗車してたシビックを、

寝床に枕もって潜り込んでいたほど愛していたジビックを、

人目もはばからずチューとかしていたシビックを、

というか教会で挙式あげてたシビックを、

事故った

助手席のドアにジェイソンに斧を突き立てられたみたいな傷をつけて帰ってきた。

ドアを交換や他の傷の板金などで１２万もかかったらしい。

事故ったその日は相当に落ち込んでいたが、修理が進むに連れ、

初デートを前にした中学生みたいにルンルンしだして、

昨日ようやく修理工場から帰ってきて、弟１は多いに喜んでいた。

今日になっても、うちの家の恐怖の大王である母は怒っていて、

「あんたはもう公道で４０キロ以上出しなさんな！！」

そう説教をかました口でですよ、２０分も経たないうちに

頭文字ＤのＤＶＤを借りてこいと頼まれるとは思いもよらなかった。

うちの家では母が一番頭文字Ｄにハマってます。

と言うわけで今日は人に使われっぱなしの１日でした。