9/30 (月)



明日は受付の綺麗なおねーさんに会ってきまーす♪

そのついでに内定者懇談会というものがあるらしい。はて?

明日は関東に台風直撃じゃなかったっけ?

会社こそ違うものの、同じ関東で内定者懇談会が予定されていた友人は

内定者懇談会延期を通知する電話が来ていた。

なんか飛行機のキャンセルとかでテンパってたのを見て、

急に不安になり、会社の人事部に問い合わせたところ、

まったくと言っていいほど危機意識を持っていないことが判明。

そんなのおかしいじゃないですか!

「あーもしもし?」
「おう、どうした?」
「オマエが遊び来いって言ってたから、来たケドよ〜
 オマエん家、燃えてるぞ



と教えてもそれでも来い!!と言っているようなものでしょう!

でも、反論はできなかった。なぜなら



電話に出たのがあのおねーさんだったから!!



声も名前もうろ覚えだったが絶対間違いない!!


「もしもしお電話かわりました。担当のOです」(彼女は頭文字O)


一瞬で喉が干上がってしまったが、それでも

明日、羽田行きの便が欠航するかもしれないことを伝えて、

それでも内定者懇談会は開催されるのかどうかを尋ねたところ

予定通り開かれるとのこと。


「もし、参加できないようでしたら、連絡をお待ちしております


連絡してください、ではなく連絡をお待ちしております、ですよ奥さん!!

これはもう言外におねーさんが



「あなたは気付いていないかもしれませんが、あなたは今、私のラブのスイッチをONにしましたね」



と言っているに決まってます!!

もう台風なんて目じゃありません!


恋路というのは多少の障害があった方が燃えるのです!!






その究極は映画「タイタニック」だなんて禁句。

船と飛行機の違いはあれど・・・とかもなし!!


9/29 (日)



今日も昨日と同じく午後からバイト。

いつもなら時間ギリギリまで布団の中でまどろんでいるが、

今日はちょっとだけ早起きして、散髪に行ってきた。

今日行っとかないと、明後日の内定者懇談会で

受付のおねーさんにカッコイイ姿を見せられないから。

誰に似たのか、髪の毛が伸びるのが異常に早く、

放っておいたら自分の髪の毛の重さで

ムチウチ症になるくらいにうっとおしくなるので、

たまに自分で切ったりもしていたのだが、

理容師のあんちゃんに一発で見破られ、

「自分で切った?ここハゲてるよ」

と言われて、非常に恥ずかしかった。

もう自分でなんか切るもんか。

この床屋は

ヘアーサロンWING

という小洒落た店名で、理容師のあんちゃんもパンクバンドのような金髪だが、

客層が店の雰囲気とかけ離れていて、

ヨボヨボの爺さんとか近所の子供とか

作業着を1日14時間ぐらい着てそうなミスター労働者

とかばっかりで

理容・やまだ

とかのほうがしっくりくる。

今日も俺の両サイドはいい年齢した爺さんだった。

料金が安いから、俺みたいな髪の毛伸びるの早い人間にはなかなか

通うの止められないんだけど。

それではバイトに行って来ます。


9/27 (金)



今週の火曜で学生生活最後の定期テストが終わり、

高校入学以来、何となく捨てられなかった

教科書、ノート、プリント等を総て処分しようと

ただいま部屋をというより机や本棚を整理中。

元来の気の小さい性格で学校の性質上後々必要になるかも?

とどうしても考えてしまい、捨てるに捨てられない性格。

ちょくちょく整理していうるつもりで、相当な量に達していた。

これに教科書を加えると一体どのくらいの量になるのだろうか

7年間のノート、プリントの類だけで、積んだ高さが膝くらいまで達して

全然使い道もないことは分かりきっているのに、なんか少しだけ勿体ない感じあるね。

普通にゴミ捨て場に持っていくよりかは、ちり紙交換のトラックにでも来て欲しい感じ?

トイレットペーパー1個などと贅沢は言いません。

でもポケットティッシュ一個ぐらいとは交換してくれないかな〜


なんとみみっちぃことを言っているのでしょうか。

でも自動販売機の下に落ちている一円玉を拾うために家からガムテープを持ってきて

指に巻き付けて、腕を一生懸命伸ばしたりとかやるような金にセコイ人間だから、

なーんか考えてしまう。

もし俺が将来キムタクのようなアイドルになったら

このきったねーピカチュウや

針金人間かめはめ波原哲夫級のリアルなう○ことかが端っこに描いてあるノートでも、

追っかけが一枚1万円ぐらいで買ってくれるんじゃないのかなぁ?

千枚あるとして、1千万円分売れたら家が建つなぁとか


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なにが将来キムタクのようなアイドルですか。

鏡を覗き込んだ瞬間にビシッィとヒビが入ったことも一度や二度ではきかないくらいのブサイクが。

「鏡よ鏡、世界で一番ハンサムでモテる男は誰?」

ってまだ言ってもいねーのに!!


ま、遠くもない将来に平凡でお堅いサラリーマンになるんですがね。

来月1日に内定者懇談会というものがあるらしく、また横浜に発ちます。

あの綺麗な受付のおねーさんの後光でも拝んできますよ。

そうそう、この日の内定者懇談会は夜まであるそうで、

遠隔地から来る人には宿泊施設を提供してくれるらしい。

初めてのお泊まり in 横浜!!

もしかしたら受付のおねーさんと一夜のロマンスとかあるかもしれませんよ!?



「でんでろくん、今夜予定ある?」
「え?・・・・いえ、無いですケド・・・・」
「じゃあさ、今夜ちょっと付き合ってくれないかな?」
「あの、その・・・・・」
「きっと忘れられない夜にしてあげるからね。じゃね」



まあこのあと、僕は最もマシなパターンで生き血を吸われるに決まっているのだが。

(最悪で内臓を全て売られ、ドラム缶に詰められ、海に沈められる・・・・。かな)

こうして妄想でも膨らませないと、明日のバイトは乗り越えられないと言うことです。

そいじゃ!バイ!


9/26 (木)



世の中には決して相容れないものというのがある。

水と油、犬と猿などは慣用句にまでなっているし、

光と影、火と水、トムとジェリー、倦怠期のドナルドとデイジー

しゃべり場における大人vs十代の対立図式など枚挙にいとまがない。


身近なもので犬と猫というのがある。

普通は犬と猫の両方を飼っている家は少ない。

家の近所でも、深夜徘徊している野良猫連中に

隣近所の飼い犬連中が、親の敵でも来たか?という勢いで吠えたりする。


もはや犬と猫は仲が悪いというのは常識になっているが、

人間の生活圏内にいる、もしくは最も近い動物でもこうして棲み分け現象が起こるのだから、

種とは不思議なものである。


ところがこれには例外もあるらしい。

あれは三年ほど前だっただろうか。部活でランニングをしていたときだった。

急で長い坂を登りきったところに建っているその家から、

おじさんがその家のペットを散歩に出かける場面に出くわしたのだが、

犬と猫が仲良く並んでのお出かけで、

猫の首輪にまで手綱がつけてあった。

想像しにくい方は、おじさんが二匹の犬を散歩させていて、

大きさは一匹が普通。もう一匹が小型犬と思ってよく見たら

小型犬ではなく実は猫だった、という様子を頭に浮かべて欲しい。

別に大笑いするような光景でもないが、猫の首にまで手綱がついていて、

犬猫の両者は別にケンカするでもなく、ことさらじゃれあうでもなく、

普通の犬の散歩のように、飼い主をグイグイ引っ張っている様子は見ててかなりシュールだった。



あいつらは一体何だったのだろう?

3丁目のタマとポチ?

三匹広野を行く?

それともワイルドハーフか?



そして何でこんな事を急に思い出したりしてるのかな?




9/25 (水)



幼稚園や小学生の時とかごっこ遊びが大好きでした。

僕は漫画とか小説とか、人間の想像の世界から生まれた文化が大好きで、

自分の想像の世界で遊ぶのも大好きなのですが(すっげー暗い人みたい・・・・。)

なぜかコスプレとかイメクラの類はダメなんです。

なんというか体質的に受け付けない。



※これから怒濤のように書きますが、本当に興味あるのに無いフリをしてのええカッコし、
とか思われるとイヤなので、ここで前もって宣言しておきます。
僕は個人サイト管理人のご多分に漏れずロリコンで、正真正銘の変態です。




で、そのロリコンのでんでろさんですが、

服装やアイテムに頼ってイマジネーションを膨らます

いわゆるフェチとかそんなに無いんですよ。

ランドセルとか体操服とかスクール水着とかには欲情を感じなくもないですが

学校でのヤな思い出が同時に甦ってダメ。

短いスカート履いた女子高生とかも当然ダメ。セーラー服とかもダメ。

旅客機乗務員(最近はスチュワーデスさんとか言わないのね)も実際見たら

完全無欠の働くレディといった感じでエロスの入り込む隙もない爽快さだった。

強いて挙げるなら本職の看護婦さんぐらいかなぁ。

漫画の中のキャラクターとかは紙の中とは言えど

演技でなく本職がほとんどですから、まだ見てられるんですけど

ひとたびコスプレとか演技になるともう全然ダメ。

巫女さんもメイドさんも、コスプレの衣装があまりにチープな出来なので引いてしまう。

和服は好きだが、舞妓さんはなんかダメ。

自分でもやれといわれてもコスプレは絶対イヤ。

ワールドカップの時、世界中から集まったボディペイントもダメ。

コスプレしても誰も変な目で見ないハロウィーンとかのイベントで

魔法使いやお化けをやれと言われても絶対イヤ。

どうしてもやれと言われたらウルトラマンコスモスのルナモード

全裸でいいならやってもいい。



コスプレが大好きな人は烈火のごとく怒ってらっしゃるでしょうが、

別にフェチ、コスプレの類を全否定するのが目的ではありません。

あくまで嗜好は人それぞれです。そして他人に迷惑をかけないなら

想像の中で楽しむのに罪は全くありません。

「現実とゲームの区別がつかなくなった少年が犯罪を・・・」

などと最近よく耳にしますが、世の中からゲームをなくしたって

犯罪はなくならないどころか減りもしませんし、

ゲームをまったくやらない人だって、犯罪をやる時はやるのです。

自分とかけ離れた日常にいる人間(架空の人物含む)にイノセンスを求めたり、

満たされない現実が変身願望に転じたりという傾向は人間なら誰にでもあるもので、

むしろ健全と言えるでしょう。

僕も常人が感じるフェチズムに容易に心が動かない分、

その反動で怒濤のようにグッ来る瞬間があるのです。

今日、普通はあまり見ない服装の女性を学校帰りに目撃して、

雷に打たれたように目覚めてしまい、妄想がドバーッと膨らんでしまったのです。



空手着小学生の女の子に「萌ぇぇ」です!!



あーあ、ついに「萌え」を使っちまったよ。

新たな「萌え」の新団体を旗揚げしてやるぜ!!というくらい

の勢いで書き始めたのですが、結構難しいものです。


あ、そういえば昔の格闘ゲームに、小学生ではないにしろ、似たようなの登場してたんじゃない?

それから柔道の漫画なんてのも・・・・・

いや、柔道は断じて違う!!そして小学生であるところは斬新だ!!

同士求む!!



「萌え」は頻繁に使いたくないんですが、あんまり使わないでいると、
ワザと使わないで女の子ウケのいいライトなサイトを狙っているな
とか思われるのではないか?と疑心暗鬼に陥ったので使いました。
次に登場するのはいつになるんでしょうか。




9/24 (火)



昨日の入れ歯でいろいろと堅い思い出の扉が開かれたので、

今日は歯について綴ってみようかと。


ワタクシ、でんでろは我ながらナイスな歯を持っていると思う。

乳歯の頃は虫歯もちらほら有ったが、永久歯になってからは

虫歯一本生えた(でいいのかな?)ことがなく、歯医者にも行っていない。

毎年の健康診断では前後に並んでいる人が

「BノーマルB三角CノーマルC×CノーマルC―――」

などとワケが分からない歯科用語を歯医者さんに延々と言われているのに

俺は全く異常が無く、「上等!!」と多いに感心され、

4秒くらいで検査が終わるのは、実にいい気分だ。

歯並びも実にいい。(昔のクラスメイトでただ1人それを認めないヤツはいたのだが)

笑うとこぼれる白い歯も、この美形でナイスなフェイスに実にさわしい・・・フッ(キラーン☆)


この歯並びの良さは、母のおかげである。

乳歯から永久歯に生え替わる時期に差し掛かり、

いわゆる「歯がぐらぐらしてきた」事を母に告げると

「ぐらぐらしてきた歯は、早く抜いた方が後々親知らずになりにくいよ」

とさっさと抜いてくれたのだ。

その抜歯法がこれまた変わっていた。

でんでろ家では

ぐらぐらしてきた歯はペンチで引っこ抜く

というかなり豪快な抜歯法がとられていた。

あの、子供の口でなくとも、かなりの大きさのペンチを口の中に入れるのと、

痛みこそ大したことないものの、血がどくどく出るので子供心に結構ビビっていたものだ。


母「はい、アーンして」
カチッ(ターゲット・ロックオン)
ガッ!!!(勢いよく引っこ抜く音)
息子「ウゲゴハッ!!」


普通の歯医者じゃ抜歯はどうやるの?いまだに解らない。

え?糸をぐるぐる巻き付けてそれを引っ張る?

そんなの邪道だーーー!!


おかげでこうして今日もご飯が美味い、元気に日記が書いていられるわけである。


そいうえば、小学5年くらいのときに学校で一番歯がナイスな生徒として表彰されたことがあった。

正確には俺と、クラスメイトのホーリィさん(仮名、聖子さんでは断じてない)の二人。

それが転じて妙な話になり、表彰だけならまだしも

「歯を大切に」をテーマにした作文を書いて、体育館の全校生徒の前で発表しなさい、

とかそういう話になってしまったの。

21歳を越えた今でさえ、相手が小学生でも1000人の前で喋るなんてイヤですよ。

担任の先生の


「でんでろクンとホーリィさんのどっちかが表彰状を受け取って
もう片方が作文を読むことにしましょう」


とかいう話に丸め込まれ、ホーリィさんとじゃんけんした結果

見事に負けてしまい、でんでろ少年10歳は全校生徒の前で作文を読むことに。

あんなに緊張したのはこれから先にもそうそうないだろう。

こないだの就職試験の時がよっぽど落ち着いていた。

発表は全校集会の月曜の朝だったが、前日の夜は生きた心地がしなかった。

本気で学校に隕石落ちてくれ、と思っていた。

もう内容なんてほとんど覚えていません。

「別に歯を大切にしたいといつも思っていたわけではありません・・・・」

というやる気のない一文だけは印象に残っている。


それと対照的に、賞状を受け取るだけのホーリィさんは余裕綽々。

くそう!!なんて憎たらしくて・・・・





そして美しいんだ!!そう、(何がそうだ?)



でんでろはホーリィさんに片想いだったのだ!!



ホーリィさんは俺と同じチャレメ(チャレンジメイトの略)で

小3、小5・6年、中学も2年の時に同じクラスで、

出席番号が近くて日直とかも一緒だったが、ついに想いを告げるには至らなかった。

彼女は結構大人びた雰囲気があって、それに比べて自分なんてガキぽっくてダメだと決めつけていた。

お互いナイスな歯を持っているという接点も有ったのに・・・・

彼女とはずっと

クラスメイト以下・友達未満の関係だった。

今でもなんか・・・思い出すとすごく切ない・・・



―――僕の初恋はハミガキ粉味だったんです―――




9/23 (月)



祖母が祖父に入れ歯を使った食事法をスパルタ講義。 そんな午後。






9/22 (日)



今日も昨日と同じくテンボスでバイトだったのだが、

ものすごーくショックな出来事が!!

同じ登山部に所属する後輩のSくんが

彼女をつれてバイト先にやって来た!!

てめえー!!この裏切り者ぉ!!

なんだよ!!その隣のカワイイ女の子は!!

学校では見せたこともないようなオサレな服に身をまとい

「でんでろさん、バイト楽しそうですね」

そんな光景見せつけられて楽しいワケないわい!!



B'zについて熱く語り合った仲じゃないか!!

非モテに生まれ育てた親を共に恨んだ仲じゃないか!!

クリスマスイブの日にツリーに生首をぶら下げた仲じゃないか!!

「大丈夫ですよ、でんでろさん彼女とかすぐできますよ」とか

言ってたくせに余裕綽々で彼女を従えこんな事を尋ねやがる。

「チーズの試食をやっている所どこですか?」

何がチーズだよ!!高級チーズかよ!!そんなオサレな食い物どうするんだよ!?

彼女とワインでもワインでも飲むんかい!?



「最高のワインを最高のチーズfromオランダと共に戴こうか」
「そうね。いやーんワインの栓ってかたーい」
「こうやるんだよ」
ポンッ!
「わースゴイ、見かけに寄らず力あるのね」
「いい香りだね」
「そうね、とっても上品な香りだわ」
「とりあえず、この夜景よりも美しいキミの瞳に乾杯」
チーン・・・ぐっ
「あーん酔っちゃいそう・・・」
「いけないな、帰りは送っていくよ」(グへへッいただき!!)



とかなんとかやるに決まってるんですよ!!

てめえらなんてんてスーパーにでも行って雪印のとろけるスライス狂牛病でも喰っとれ!!

大体我ら登山部が高級チーズなんか喰うガラかい!!

山の中でマルタイの棒ラーメンとかニコニコゼリー程度に舌鼓を打ってたじゃないか!!

大体ハウステンボスというデートスポットに来る時点で許せん!!

広いテンボスでわざわざ俺を冷やかしに来るのも許せん!!

おうおう見せつけてくれやがってよ〜。

携帯の待ち受け画面が鉄也のくせに!!

高校三年間を夏服で過ごしたくせに!!

俺の山の精霊のハダカをカメラ越し舐めるように撮影してたくせに!!

「ボクが女だったら絶対でんでろさんに惚れてます」とか言ってたくせに!!

非道いわ!あまりに非道すぎるわ!!人間じゃないわ!!ケダモノよ!!

立派な登山家に育ててやった恩を忘れおって!!

えーこの日記を読んでいたら、連休明けに俺に反省文を提出すること!!

もし送らないなんて言うなら世界で4人くらいいたらいいな

でんでろ親衛隊がキミの家に爆弾を送るからな!!

というわけでSくんの代打日記にご期待ください。


9/21 (土)



現在午前11時。

今からバイトに行くわけだが、

今夜は友人Mが家に泊まりに来る。

彼はいつも学校の寮に住んでいるが、半ば無理してバイトを頼んでいるため

バイトが終わって帰寮しても夜10時過ぎで、夕食が食べられないばかりか風呂も入れない

寮は夜10時以降は出入り禁止という規則まであって泊まる場所がない。

しかも2日続けてのバイト。

そういう理由もあって、今日は一族や執事や運転手やコック総出で大歓迎

プレイを全部俺1人でこなしますよ。

夜遅いから家族みんな寝てんだよ・・・。



5年前に今の自宅に越してきてから、うちに遊びに来た友人の総数はそんなに多くもなく

せいぜい7人といったところか。みんなボクの体が目当てだった。

Mは先週も同じようにうちに泊めたのだが、

その日も、遅い夕食を二人で食べていて、テレビでも観るかとリモコンを押したら

ロードショーで『グリーンマイル』が放送されていて、

ちょうど電気椅子で処刑をしているシーンだった。

ビールも入って和気あいあいとした雰囲気が一転どよーんと沈んでしまった。

それでは行って来ます。


9/20 (金)



なんか誰も包茎について論文書いていることを信用してくれないので

最初の導入部だけ公開します。

ここをクリックすれば文章に移ります。

学位審査授与機構の決まりとして完成前の論文を外部に公開するのはよくないらしいので、

特に私の本名を知っている方はナイショにお願いします。


9/19 (木)



明日と来週火曜とで一教科づつ試験が残っているものの、今日で何とか山場は越えたよう。

それにしてもあれだな。

学校で午前に試験を受けつつ、卒論で仮性包茎について正午から午後9時まで、

ほとんど休みも取らずに延々と書いていれば、そりゃあ心も荒廃するよ。

そんでもって家に帰れば試験勉強。

ちょっと愚痴りたくなちゃった。

今日は研究室で、〆切が目前に迫っているわけでもないのに

夜の9時まで論文を書いていたのだが、

家族からは、別に「遅くなるのか?」という電話とか別に無いの。

親に養ってもらっている立場とは言え、もう二十歳過ぎたいい年の男だし

「今日は遅くなるから」とか朝に告げてなくても、帰りが遅いことに心配なんかするはずがない。

ただね、今まで生きてきて家族から「遅くなるのか?」等の電話があった試しがない。

放任主義なのかと言えばそうでもなく、

弟1などは社会人にも関わらず、以前親の目が厳しい。

それに比べれて俺は、突然の飲み会やマラソンカラオケ等で家に帰らない日があっても、

文句ひとつ言われた覚えがない。

よほど信用されているようだ。


その「信用されている」というのが結構キツイときがあるのだ。

俺のいない日の親や弟の食卓の会話はこうだろう。



「アイツには彼女とかいないから、言葉通りカラオケやらボーリングで男同士遊んでいるんだろう」

「でもって男ばっかりの朝帰り。あまりに哀れだ。何も言うまい」

「風俗とかに行くようなヤツでもないし」

「美人局が引っかけたくなるほどイケメンでもないし」

「むしろ天工が作ったとしか思えないブサイクだし」



なーんて会話をしているに決まってます!!

あーもう信用されているってツライね!!

試験中ということでちょっと愚痴ってしまいました。ごめんなさい。